8/10の朝、右上の歯茎が痛くて、何故だろ?と考えながら出社。
午後、めまいとふらつきと嘔吐で救急車でガンセンターへ運ばれるということに・・・。
脳のCTを撮り脳転移がないとわかると「良性突発性頭部めまい症」という診断で吐き気止めを点滴で受け
飲み薬を持たされ帰された。眠いし歩くのもやっとなのに。主治医が「病院はホテルじゃないからね~」って。(クソッ!)
仕方なく築地から自宅までタクシー¥7,890。泊まるより安いだけど悔しい!10万の部屋しか無いとか言って!(バカヤロウ!)
でも本当は治療をするために一人で東京に残るってこんなに辛いのね・・・
救急車の中でもタクシーの中でも泣いていた。
●良性突発性頭部めまい症
●何故こんなことになってしまったのか。
8/7(月)にハラヴェン2回目を受け最も白血球が低くなる今週末。なのに私は8/10の帰省に向けてネイルチェンジで21時過ぎに帰宅したり、掃除洗濯を一気に終わらせて前日に荷物の用意。慌ただしくしていた。
免疫力が下がっている時に仕事と帰省の準備で疲れていたんだ、きっと。
5月の連休の時もそう、白血球低値なのに朝までこたつで寝てしまい風邪を引き中耳炎になった。
3度目はもう絶対無いようにする。今回は会社にも心配掛けすぎた。
●歯茎が痛くなるのはどんな時か調べた。今まで無かったので分からなかった。
●1日に起こったことを振り返ってみる(記録の為)
朝、起きたときから歯茎が痛かった。仕事を始めると右耳の後ろの方も痛くなりオキノームを飲んでみるも良くならずお昼。うどんを食べて最後の一口が重く感じてふらつきながら歯磨きをして席に就いた。
PC見ても焦点合わず、これは休みたいと思い更衣室の椅子に座るも横になりたい気持ちが強くなり、ふらつきながら4階の医務室に移動。あれれ?ベッドメイキングされてないけど何故?と考えていたら人事の方が「優しい課長の連絡を受けて」というので連絡してくれたんだと思った。
横になると落ち着いた。1時間経過。起き上がってみる。天井がぐるぐるしているような・・・
立つとふらつく。熱は平熱。ガンセンターの化学療法ホットラインに電話してみる。
「症状がもっとひどくなったらまた連絡下さい」って。???
2時間経過。帰るのか、どうするのか決断しなくてはと思い水を多めに飲んでトイレにいくと嘔吐してしまった。(嘔吐だ、脳転移かも、泣きたくなる)トイレでガンセンターに電話するとタクシーで病院に来て!という。
4階から私の部署へ向かう。エレベーターも遅く感じる。自分の席にたどり着けず入口に同僚に来てもらい
「病院に行くから1階でタクシーを拾ってほしい」優しい課長がタクシーは無理じゃないかと、とにかく支度して1階へ下りてきて!と言われ同僚に手伝ってもらい支度の最中に2回目の嘔吐が・・・。
抱えられて1階へ降りると車椅子が用意されていてほっとするも、頭が上にあるだけで吐き気が・・・うなだれた姿勢しかとれない。
15時過ぎやっと救急車が来て横になると少し落ち着いた。でも生年月日を言うのがやっとで名前は課長が代わりに言っていた。救急車には家族じゃないので誰も乗れません。でも私がOK!すれば課長が乗れたが 結果が分かったら連絡すると断った。消防隊員は荷物が多い事で帰省することに気付き実家に電話を入れくれた。
横になれば意識はしっかりしている。病院に着いたのもわかった。乳腺腫瘍内科に運ばれた。いつも診察している裏の世界だ。知らない先生が瞳孔をチェックしたり手足に力を入れたり、受け答えはっきりしているけど頭のCTを撮る事と採血するっていわれた。
結果は脳転移無し。悪い知らせにならずに良かったと言われた。採血も問題なし。吐き気止めを点滴する。
CTを撮りに行くとき会社の人が来ていると言われた。優しい課長がタクシーで来たようだ。結果が分かるまで待っていてくれた。18時前だったかな、病気とは関係なく耳からくるめまいだったと話せたのは。泊まって帰るのでもう大丈夫です、ご迷惑をお掛けしましたと課長と別れた後、主治医登場で冒頭のホテルじゃないからね~発言でとぼとぼ帰る。
家に着いて19:30。とにかく安静。寝る。寝る。寝る。だけどお腹が空く。病院で買ったおにぎりを食べて薬を飲む。歯茎が痛くて何度も目が覚め、トイレでふらつく。微熱もあって冷やしたりして8/11日も過ごす。
●8/12(土)かかりつけの耳鼻咽喉科の診察を受ける。
めまいも治まりつつあったが、本当に大丈夫か、専門医に診てもらい、帰省してもいいか確認したかった。
脳に異常があるかないかの動作確認、発声、動いたときの眼球の動きなど検査した結果
「ただのめまい症」と言われた。ただ
「あなたの場合、治療しているから免疫力下がっているときに無理しちゃダメ」
「焦点が合わないのは目の疲労。PC仕事も考えないと・・・」
と言われてしまい、PC使わない仕事なんてないのにどうすればいいの…と悩んでいると
「あなた、頑張りすぎ」と言われ一気に涙がこぼれた。
「この飲み薬で大丈夫だから、帰省して上げ膳据え膳で静養してきなさい」
「ガンセンターの紹介状は仙台で悪化した時使いなさい、私は把握してるから開けませんからね」
と言われ安心して家に帰り一眠りした。
夜には荷物の用意も出来るようになり13日の切符が取れたので帰ることにした。
●感謝と今後のこと
今回、同じ仕事のグループ3名が皆、私を助けてくれて、心配してくれて申し訳なかったけど、後になって嬉しさが込み上げてきた。長期休みに入ってもメールくれるし、安心してもらうために帰省することを伝えた。でも同じことは繰り返し出来ないな・・・
父と母も心配して寝れなかったと姉2からの連絡。実家に着いたら泣いてしまいそうだよ。話し合いが必要かな。今日も少し頭痛がするけど仙台駅で姉2達が待っている。11:14着だ。