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思いつくまま 気の向くまま♪

お散歩とお花と
お調子者で
ちょっとお莫迦で人見知りの
ひとり言です

デイケアで
元気回復プログラム(WRAP)」を
基盤にしたプログラムがありました。

どんなプログラムか簡単に言うと
元気になったり、心が落ち着く道具は、どんなものがあるんだろう?
をそれぞれ出し合って、自分に合ったものを持ち帰るプログラムです。

連日の地震報道を見ながら、一般の人にも当てはまるプログラムなんだと思いました。

私がもし震災に会っている中で、自分の気持ちを落ち着かせるために、どんな道具があるんだろうと考えてみました。

1.意識して、できるだけ日常生活を崩さない
(朝起きて、顔を洗って、歯を磨いて、着替えて、ご飯を食べて、薬を飲んで、寝る)
2.暖かいものを口にする。体に当てる
(白湯、ホットタオル)
3.カフェインは取らない(興奮するから)
4.深呼吸、ストレッチ
5.音楽を聴く
6.上着を余分に一枚着る(体を温める冷やさない)特に首
7.植物に触る、動物を撫でる
8.甘いものを口にする
9.いい匂いをかぐ(アロマ、香水、シャンプーリンスなど)
10.莫迦な話をする(お茶目に、相手を選んで)
11.命を助けることだけ考える(自分も人も、物の事は考えない)
11.逃げても良い

かなぁ?

ありきたりの事ばかりなんだけどね。
そのありきたりが、一番、難しいんだと思う。



熊本で大きな地震がありました。
まず1番初めに思い浮かんだのが、熊本に住んでいるブロガーさん。
慌ててブログを開けたら、大変ながらも無事との事。一安心しました。

熊本の様子を映したテレビを見ながら、思い出したのは阪神淡路大震災の日。
親友のことが心配で、半分泣きながら、つながらない電話の受話器を握っていたあの夜。無事でよかった。

サリン事件では、危うく同僚が巻き込まれるところでした。
たまたまその日、寝坊したため、被害にあわずに済みました。
線は違えど、私も地下鉄で通勤していたのでゾッとしました。

東日本大震災では、ピグ友仲間の1人の家が半壊し、心を痛めました。

そして熊本…

今、私の身近にいる人たちの多くは、病を得ながら、精一杯生きています。

そして今度は子供が生まれる。

命の尊さと重荷と愛しさに、心が震え、涙が出そうです。
私がいるケアホームのスタッフさんの1人が、産休に入り、今日が最後の日でした。

週に1回だけ入ってくれる若いスタッフさんでしたが、きめ細やかな心配りをする頼もしい存在でした。

何度も何度も頼ってばかりだったので、お礼に何か差し上げたかったけれど、気の利いたものが見つからず、私が作った花ふきんを差し上げました

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季節感がずれている柄だったけれど、とても喜んでくれたので、よかったニコニコ

お礼を渡した後、前々からお願いしたいと思っていたことを口にしてみました。

これまで子供に縁がない生活でしたので、
妊婦さんのお腹を触ったことがなかったのです。

私ももう50歳ですし、これから先、そういう経験をする機会もないかと、思い切って、お願いしてみました。

にこやかに承諾してくれて、チェニックをめくりあげて、触れさしてもらいました。

ふっくらと優しい美しい曲線でした。

私は優しく撫でて、元気に出ておいでねとお腹に声をかけ、お礼を言いました。

あの美しい曲線にとても神聖なものを感じました。

日本内外で多々不安要素が多い世界ですが、子供たちに幸多かれと願います。