小姑とその彼氏 その2 | だらしないろくでなしによる義家族愚痴日記

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トップ画像はチョコレートらしいが血糊に見えなくもない

結婚が決まり、小姑の彼氏がうちに挨拶にきた。

両家の顔合わせだからと近くの料亭で、と旦那の提案。長男の嫁である私の時はかっぱ寿司の寿司を旦那宅で食っただけなのに、なんでクソ小姑のためにそんな高いとこ行かなきゃならんのかと怒るわたくしムキー

結局彼側ご両親が高齢ゆえ欠席することになったのでうちの持ち家で簡単な顔合わせになった。

小姑の彼はなんか変に自信家で、ややめんどくささを感じる。
そしてお土産はハンドタオルの詰め合わせ。ケチ臭ぇな(笑)ゲロー




旦那は長男として式にはかなりお金を出すつもりでいた。

だけど、どうせすぐ別れるであろう奴に大金渡したくないけどな…だって。旦那も姉がクズゆえに追い出される確率が高いことは分かってるんだよな。




農家らしい昔の習慣で彼親に着物を作ってもらった小姑。結婚式は彼両親の希望で盛大にあげるとか。

60近い小姑のウェディングドレス姿を想像してみる。

…うーん、どうなんでしょ滝汗かなりキッツいよな…。


当事者らもそれは分かっているらしく、ドレスを着る必要のない質素な立食パーティーみたいなのにしようとしていたのに彼両親に反対されてしまった。

うん、だから長男である小姑彼氏はこのトシまで独身だったんだね真顔
あれこれ口出しすぎ、干渉しすぎ。同時に彼も情けないショボーン



そんなこんなでトントン拍子に進んでいると思われた縁談だったが、入籍前日の夜に小姑から婚約破棄したとの電話が旦那にかかってきた。


ああ、やっぱりね。と私は思った。

いきさつを詳しくは聞かなかったが、要はこの人は結婚のために自分のことを我慢することができないんだ。だからこの年齢まで独身だったんだよ。


まあ出戻られてうちに寄生されても困るしこれで良かったのだろう。





…待てよ。
着物は一体どうなったんだ?
小姑の体型にあわせて仕立てたんだからキャンセルなんてできないはず。
小姑には買い取るほどの財力はない。
うちの旦那はお人好し。

役満だ。嫌な予感…。

すぐさま旦那に着物の代金は絶対貸さないように口酸っぱく言いつける。

小姑よ、自分がまいた種だ。自分のケツは自分で拭け。いい加減自分の人生に責任持ってくれ。




月日は流れ。

その時切れたと思っていた小姑と彼との縁だが、今も畑を持たない小姑が時々収穫直後っぽい野菜を届けに来るのが怪しい。

彼親が死んだら一緒になるのもいいかもね。
あんたの顔を見る頻度が減るのは大歓迎なんでねニヤニヤ