シカゴへ、そしてシカゴからの道中 | koroのいきあたりばっ旅:アメリカ大陸横断編

シカゴへ、そしてシカゴからの道中

8月7日。


朝早く起きて、8時くらいに宿を出る。DCはかなり真夏の雰囲気が漂っていたけれど、それよりいくらかは北に進んできたのかはわからないけれど、空気は澄んで涼しいくらいだ。しかし日中になってくると暑くなってドライブも疲れてくる。


アメリカを車で運転したことのある人なら納得してくれるだろうけれど、アメリカのハイウェイを走るのはなかなか疲れる。日本より道が広いし渋滞はあまりないからそれはいいんだけど、なにしろ延々と同じ風景が続くのですっかり飽きてしまう。アメリカ横断をした人の旅行記などを読んでもここらへんの風景は退屈であるということで一致している。


オハイオ州を抜け、インディアナ州に入る。インディアナの人には悪いと思うけれど、ここもまったく面白みのない土地だった。個性というものがないのだ。


昼前にイリノイ州に入る。ここからは別のタイム・ゾーン(今までは東部時間だったがここからはセントラル・タイム・ゾーンになる)になる。つまりは時差があるということだ。同じ国の中に時差があるなんて本当に信じられない。しかしきちんと時計を一時間戻す。これはなんとなく得したみたいで楽しい。


このころになると僕はすっかり退屈してしまったので周りの車のナンバープレートを眺めている。日本のナンバーは白いプレートに数字が書いてあるだけなので眺めていて特に面白いものではないが、アメリカのナンバーは州ごとにデザインが異なっているので見ていて楽しい。たいていはその州の名物みたいなものが描いてある。


イリノイ州はリンカーンの顔が描いてあった。リンカーンはイリノイの人だったのだろうか、と思ったけれどよくわからない。ま、彼らがそう主張するのだからきっとそうなんだろう。


さて、そうこうするうちに昼くらいにシカゴに着く。シカゴは思っていたよりも大都会だ。なんとなくイメージがニューヨークに似ている。高層ビルがあって、人々がせかせかと歩いていて・・・という感じ。ここで休憩して、適当な店に入って名物のスタッフト・ピザを食べる。僕は知らなかったけれどシカゴではスタッフト・ピザが有名らしい。どういうものかというと、まぁ要はいろいろと上にのっているピザのことであります。これはまあまあだった。


シカゴでは特に他にやることもなくて(二人とも都会にはあまり興味がないのだ)シカゴを出てまたハイウェイに戻る。しかし、このあとが最悪で渋滞に巻き込まれてしまい(大都市はこれがあるからやだよね)、あまり進めず、夕方ウィスコンシン州に入って割とすぐのシカゴ

モーテル(スーパー8)で泊まる。ほんまに疲れましたわ。写真はシカゴへと続く道。道が広いのがおわかりいただけるでしょうか?(続く)