あれから.ことのは
リコ.らいむの
三人はコンビニで
ジュースやお菓子等々を買い
そして今.ことのはの部屋来ている。
「ところで.ことは
なんのゲームに挑戦しようと
しているの?」
「ッフッフ…実は
すでにやるゲームを決めているんですよ」
リコの問いにことのは.はガサゴソっと机の
引き出したから
あるゲームソフトを取り出し
二人に高々と見せる。
「じゃーん!!今回やる
ゲームはメガドライブ版
ソニック・ザヘッジホッグです」
「ソニックかぁ
ウチもソニックなら
やったことあるから
多少は出来るよ」
「本当ですか?
わぁ.頼れる助っ人です」
ことのは.はリコの話に
嬉しそうに両手をパンっと叩いた。
「では.ことのはちゃん
早速.ゲーム機を
セットをしましょ」
「はーい」
そして.三人は
メガドライブをテレビに
接続し
コンビニで買った物を
テーブルに置いて
いつでもゲームを
始めれるように準備した。
「よし.準備が出来ました
早速.遊びましょ♪」
ことのは.はセットされたメガドライブを見て
目を輝かせながら
はしゃいでいる。
「じゃあ.次は遊ぶ
順番を決めるですわよ」
「一番最初にやるのは
やっぱり.ことが
いいとウチは思うな」
「私もそう思いますわ
では.次は私とリコ
どっちにします?」
「んー…じゃあ
二番でいい?
このゲーム結構.好きだから」
「えぇ.もちろんいいですわ」
リコの問いにらいむは
ニコッと笑った。
「じゃあ.順番も
決まりましたし
遊びましょ♪」
「では!!ゲームセ〇ターCX
ことのはON!!」
かっこよく台詞を叫び
ことのは.はゲームの
電源をつける。
「こと…完全にハマってるね
有〇課長に…」
しかし.電源をつけても
テレビは真っ暗だった…。
「…………」
「きっと.カセットが
ちゃんと刺さってないのですわ」
呆然とテレビ画面を
見つめていることのはを
らいむは優しく慰めながら
一旦.電源を切ってゲーム機に
セットしていた
カセットソフトを一旦外し再び
ソフトを差しこむ
「ことのはちゃん
もう一回.電源を
つけてくださるかしら?」
「はい!!ゲームセ〇ターCX
ことのはON!!」
再び.決め台詞を叫び
ことのは.は
ゲーム機の電源をつける。
「あ.次はちゃんと映った」
リコの言う通り
テレビにはゲーム画面が
映っている。
だが…。
「らいちゃーん…
次は音が出ません…」
なんと.次.音が出ない。
「き.きっと.カラー線の
接続が悪いのですわ」
そう言いながら
らいむはなんとか音を
出そうと.テレビに
繋がれたカラー線を色々
触っている。
しかし.テレビは無音のまま
おまけに映っている画面が消えたり映ったりと
ますます大変な状況に…。
「ちょっとこれはお手上げかも
しれませんわ…」
らいむが弱音をはいた
その時だった…。
♪~♪♪~…
さっきまで無音だった
テレビからゲームの
メロディー音が流れてきた。
「あ.音が鳴りました」
「え?どうして…?」
「らいむの言う通り
線の接続が悪かった
みたいだね」
なんと.リコは
大胆にテレビに繋がっている
線の一部を捻っていた。
そして.彼女は捻れた部分を
輪ゴムでまとめた。
「これで大丈夫だと思うよ」
「ありがとうございます!!リコちゃん」
「助かりましたわ.リコ」
「いえいえ.どいたしまして」
「らいちゃんもありがとうございます」
「どういたしましてですわ」
「じゃあ改めて…
ソニック攻略開始です!!」
こうして三人の戦いが
始まった…。