番外編～私がチョコをあげる人は…～
きっと今頃みんな
大切な人にチョコレートをあげているんでしょうね。
もちろん私も…。
「お姉ちゃん.はい
バレンタインの
チョコレートです」
大切な人に感謝の
気持ちを込めた
チョコレートを
渡しましたよ。
大大好きなお姉ちゃんに
「ありがとうな葉月」
お姉ちゃんはとても
嬉しいそうにチョコを
受け取ってくれた。
「それと.今回はクマさんのぬいぐるみも一緒です」
私は頑張って作った
中ぐらいよりちょっと
小さめなクマさんの
ぬいぐるみを渡しました。
お姉ちゃんは
ぬいぐるみを受け取とり
笑顔でこう言ってくれた。
「ありがとう.じゃあ
俺からも…今回は
チョコチップマフィンを
作ったんだ」
「わーい.マフィン
大好きです♪」
お姉ちゃんが作る
マフィンはすごく
美味しいんですよ。
私はマフィンを受け取り
すごく喜んだ。
「このぬいぐるみも
ありがとう.俺も葉月.程
上手じゃないんだが…
今回はお菓子の他に
手作りブレスレットを
作ってみた」
そう言ってお姉ちゃんは
私の右の手首に
ブレスレットをつけて
くれた。
「これって作るの大変じゃなかったんですか？」
お姉ちゃんが私に
くれたのが
純銀で出来たの
ブレスレットだった。
デザインはとても
シンプルなんですが
アクセントに小さな
クマさんがついていて
女の子の私にでも
似合う物でした。
「えーと.知り合いから
教えてもらったから
俺もよくはわからんのだがシルバークレイという
粘土を使って作ったんだ」
「…ありがとうございます大切にしますっ!!」
「俺こそ大切にするな
このぬいぐるみを…」
お姉ちゃんには
言いませんがこの
クマさんのぬいぐるみには
いつかお姉ちゃんが
あの人に再会出来る用にと言う 意味を
込めたんですよ…。
きっとお姉ちゃんは
あの人以外の人には
好きになるとは
思えませんし…。
どうか神さまこの思いが
いつかお姉ちゃんの
思い人に届きますように…。
だって…お姉ちゃんの
幸せは私の幸せは…
なんですから…。