ドキュメンタリー番組見ました。
jwで育った方、でも人生取り戻されてる勇者3人が出られていました。
感じないように気をつけていたけど、とんでもなく人生失っていた現実に気づいた。
けど、以前ほど落ち込みませんでした。
むしろ、私が感じようとしなかった現実に向き合わせてもらえて良かった。
私は自分の半生を嫌い、消そうとしていた。
20年を消そうと生きて来た。
でも、そこにいた私も私。
消してしまうと、私の半分が消えてしまう。
そして、そこの影響を受け続けている、今の私もほぼ、私により消されようとしていた。
ドキュメンタリーに出られていた弁護士さんが言うように、母も教団の被害者。
母として間違ってることをしてきたけど、母も騙されて、家族をむちゃくちゃにしてきた。
ほんとうに改めて、エホバの組織に家族と人生をむちゃくちゃにされてきたと、感じました。
改めて家族を作られた方は、家族の温かみを知ることができて、失ってきた家族機能を、自分の家庭により知ることができているのかもしれません。
私はずいぶんと癒やされてエホバの実態を見ても傷つかなくなってきたので、これからはあの忌まわしい過去を封じ込めるのではなく、あそこで何をやってきたのか、あの頃の自分がどうしたかったのか、目をむけて、過去を消し去ろうとするのをやめて、自分を取り戻してみたいと思いました。
夏野ななさんが、5年後、10年後の自分はこうなっているとキャリアのデザインができていると言われていて、私にはそれがないと思いました。
なくてもいいんです。ない人のほうが多いみたいですし。
でも、存在を消すようにエホバ的生き方をしている今の自分を変えて、自分という存在を認めて生きたい。
なんとも当たり前の欲求なんですが、そんな当たり前の事が、できていないんです。
カウンセラーさんに、死にたいと思うかと聞かれ、死にたいとは思わないけど、消えたい。と答えました。
私は存在を消すように生きている。
死にたくはないけど、最初から無かったなら良かった。そう言いました。
カウンセラーさんとしては、初めての反応だったようで、苦しい人生により、死にたいという人はたくさんいるけど、最初から無かったことにしたいという人は新しいですと言われました。
自己がない。
だから、他人に流され、他人の言動を真に受けて深く傷つく。
生きてくれてありがとうと子供に言えるなら、あなた自身にも、生きてくれてありがとうと言い続けないといけない。
その感覚はなかなか育たないので、何度も何度も暗示をかけるように、生きてくれてありがとうと、生きてる感覚を取り戻さないといけないと、教えてもらいました。
生きてる感覚。
ない。
いつも周りを傍観して、客観視して、空気のように存在感を消すことにしてきたから。
学校でいじめられたときも、集会でも、家で怒鳴られる時も、存在感を消して、無になることで時をやり過ごしてきた。
ただ、時間が経てばいい。
それだけを願って生きた。
これからはちゃんと、生きてるを感じたい。
番組のタイトルにあるように、人生を取り戻す。
この作業がjwで育った人には大事なことで、人生がない。人生を取り戻す。なんと、ほかの人たちの人生とは大きく違う目標。
とはいえ、そうやって、目標にしてやっていかないと、存在感ないままの、悩みしかない、悩まないように生きるしかない自分のまま歳をとっていきそう。
人生を取り戻す。
あっ、私は生きていていいんだ。
私という人生を、認めていいんだ。
番組をみて、ごく当たり前のことを感じた。
人生奪われたんだな。
傷つくのが嫌だったから、あまり考えないようにしてきたけど、とても恐ろしい宗教に入り込んでいたんだと改めて思いました。
趣味も特技もとくにない。
何もやりたくない。
やりたいことも特にない。
無になっている。
少しでも好きとか、楽しいとかそんな感覚、ちゃんと育てて生きたい。
お酒に浸かるのではなく、ちゃんと酔ってない頭で感じたい。
エホバの証人だった自分もほんとうの自分。
つらかったけど、愛欲しさに頑張ったよね。
えらかったよ。
母がのめり込む理由がわからないけど、あの宗教から得たものがあるのかどうか。
早くに離れてくれたらいいのに。
ちゃんとした家族になりたいよ。
人生取り戻す。
これが私の今の目標。
あの宗教。
愛とか平和とか教えてるのに、やってることは真逆。
あの人たちの嘘に騙されてきたんだ。
終わりが来ると思ってた。だから、信じてた時もあった。
終わりが来なかった時の生き方を、教えて欲しかった。
社会の人たちは終わりが来ない人生の生き方を学びながら生きてるのに、私はその生き方を知らない。
想像より長い人生をどう生きたらいいか分からない。
分かってるのに、自分の頭がパニクってるところもある。
子供の頃きいた人生と違う!
終わってない!
どうしたらいい?
わかんない。
どこかで、そうやって、分からない答えを考え続けてる自分がいて、現実に馴染めてない自分がいる。
そう、私は現実に馴染めてない。
人生取り戻せてはいない。
これから、これから。