数年前から母の物忘れがひどくなって最近では家族の名前も分からないほどに…
でも、実はこれほど酷くなっているのに病院に一度も連れて行けてませんでした。
近所の方に「おかしい!どうなっとる?変や!!!」などと言われたり心配してくれて病院を勧められたりしましたがどうしても本人が行きたがらずまだ軽度の時に病院の話をすると
「私を病人扱いして
そんな扱いされるなら死んでやる
」
と、言って拒否…
終いには私たちが実家に行くといつ病院の話をされるのかと思ってなのか早く帰らそうとしてるようにも思えました
なので父ともいろいろと話をして「病院の話はもうしない見守っていこうと」いうことになりました。
母は父と二人暮らしなので一番近くで母を見ている父の気持ちを尊重したかったからです。
父と私達で何度も意見の言い合いをして何度もぶつかってました
母が心配で心配で病院に連れて行きたくて話してるのに乗り気じゃない父とケンカをして「もう知らない
一人で介護して
」って言い残して帰って来た時もありました。(私達は母も父も大切だからそんなことできるはずもないのに
)
その後からも母の進行具合などをちょこちょこと話はしてましたが暗黙の了解のように病院の話はしなくなりました。
でもついに恐れていた事が…
10月4日AМ7時過ぎ
父からの電話…「お母さんが昨日の夜から帰ってこない…自転車もない」
私は最悪な事を想像してしまい半べそ状態に…
前日の夜からかなり天候が悪くて電話をとった時も大荒れで子供の学校が休みになるんじゃないかって友達と話してたくらいでした
その日は仕事だったのですぐに会社に電話をしてお休みをもらい、いつ帰ってこれるかわからなかったので子供も学校を休ませ姉にも連絡を入れすぐに実家へ向かいました
心当たりのあるとこに行って目撃情報がないか探しましたが全くでした…
実家について父から「今、お母さんの携帯に電話したら出たけど、どこにいるか聞いても答えが雨雨…としか言わないからわからない
」とのことでしが生きている事がわかってホッとしました
その後、父は母が帰って来るかもしれないので家で待機してもらい私と姉は警察署に行きGPS機能で母を探せないか相談しましたがすぐには出来ないとのことでした携帯ショップで聞いた方が早いと言われたので父に携帯の事は任せて捜索願を出す手続きをし母の写真を警察の方に渡して実家に帰り父は携帯ショップに姉は捜索に私は実家で待機…
数時間後…
PM2時ごろ
警察の方から「お母さん、無事保護しました!迎えに来てください」
と連絡があり、すぐに父と姉にも連絡して迎えに行って母の元気そうな姿を見てホッと胸をなでおろしました。
いろいろと話を聞くと実家から30キロほど離れた所に自転車を押していたそうです
警察の方にはホントに感謝しかないです!全く見当もつかないところにいたので私達だけでは見つける事は絶対にできませんでした
警察署から帰るその足で病院に連れて行きCTだけは撮る事が出来ました!
本人が嫌がって診察室に入らないから診察が出来ないのでちゃんとした診断はできないけど重度よりのアルツハイマー型認知症の疑いという診断されました。
ちゃんとした診察は出来なかったけど私達家族にとって大きな一歩を踏み出せたと思いました
この日は姉が実家に泊まってくれて様子を見てくれてましたが変わったこともなく過ごしていたそうです
私は6日に家族で様子を見に行ったらいつも通り笑顔の母でした
言葉の引き出しがどんどん無くなって話も通じなくなったけど「大好き」という言葉はなくしていない母
私達を見て一番に出る言葉は「大好き大好き」そんな愛にあふれる母が私も大好きです
これから大変な事がいっぱいあると思うけど楽しく笑顔でアルツハイマー型認知症と向き合っていこうと思います
想像も出来ないほどの大変さだと思うけど誰か一人だけしんどくなるんじゃなく家族で大変さを分けあいながら頑張っていこうと思います