金子みすゞさんの世界 愛子のブログ

金子みすゞさんの世界 愛子のブログ

 金子みすゞさんの詩に郷愁を感じなんだかんだか癒されます。あの詩 この詩 金子みすゞさんの詩には、愛と温もり純粋さを感じます。全国の、金子みすゞさんのフアンの方、自由にコメントを下さい。楽しみに待っております。

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童謡詩人 金子みすゞさんの 木 曜 読 書 会 開催



開催日   2014年 10月23日(木)

場 所   埼玉県宮代町中央3-11-17

連絡先   070-6567-3764(武村)

申し込みが必要になります。 詳細はごお問い合わせください。


 メールでの申し込み korokun630@gmail.com


参加費   500円

金子みすゞ年譜

1903
(明治36年)
4月11日、山口県大津郡仙崎村(今の長門市)に、生まれる。本名テル。
1910
(明治43年)
瀬戸崎尋常小学校入学。
1916
(大正5年)
大津郡立大津高等女学校(今の山口県立大津高等学校)に入学。
1923
(大正12年)
下関の母のもとに移り住み、まもなく上山文英堂商品館内支店で働き始める。
6月初めごろよりペンネーム「みすゞ」で投稿を始め、雑誌『童話』に「お魚」「打出の小槌」、 『婦人倶楽部』に「芝居小屋」、『婦人画報』に「おとむらい」、 『金の星』に「八百屋のお鳩」を発表。『童話』誌上で、選者の西條八十に認められ、 若き投稿詩人たちの憧れの星となる。
1926
(大正15年)
2月に宮本啓喜と結婚。11月に一女をもうける。
1927
(昭和2年)
童謡詩人会に入会。『日本童謡集』(童謡詩人会編)に、女性としてただ一人掲載をされる。下関駅で西條八十に会う。
1928
(昭和3年)
『燭台』に「日の光」を発表。
1929
(昭和4年)
娘ふさえの言葉を採集した『南京玉』を書き始める。
1930
(昭和5年)
2月27日正式離婚。3月10日、上山文英堂内で死去。享年満26歳。

1903年(明治36年)山口県長門市仙崎(当時大津郡仙崎村)生まれ。

 本名は金子テル。大正末期から昭和の初めにかけ、雑誌「童話」「赤い鳥」「金の星」に投稿し、「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛されながらも、26歳の若さでこの世を去りました。
近年、矢崎節夫氏の努力により埋もれていた遺稿が見つかり、「金子みすゞ全集」(JULA出版局)が出版されました。彼女の詩は、自然の物すべてに対してやさしく、深い思いやりがあり、多くの人々のこころに大きな感動を呼びおこしました。現在では、教科書や副読本にも掲載され、幅広い年代の人たちに愛されています。
2003年には、彼女の生まれ育った長門市仙崎に「金子みすゞ記念館」が完成しました。


金子みすゞ記念館




















明日より   童謡詩人  金子みすゞさんの心の旅  と題して少しずつ記入して参りたいと思います。

私自身 いろいろな書物で、金子みすゞさんのことを知りました。知れば知るほど純粋で、優しくて、心の美しさを感じます。私が選んだ、 金子みすゞさんのベスト10編を盛り込んだ内容としたいと思います。心の美しさに惹かれるそんな童謡詩人 金子みすゞさんの心を旅してみたいと思いました。


童謡詩人 金子みすゞさんの 木 曜 読 書 会  開催



開催日   2014年 9月25日(木)

場 所   埼玉県宮代町中央3-11-17

連絡先   070-6567-3764(武村)

申し込みが必要になります。 詳細はごお問い合わせください。


 メールでの申し込み korokun630@gmail.com

参加費   500円

金子みすゞさんの私が選んだベスト10



〇  積もった雪


〇、 こだまでしょうか


〇  花屋の爺さん


〇  犬


〇、 こぶとり


〇  なまけ時計


〇  障子


〇  お魚


〇  わたしと小鳥と鈴と


〇  大漁


 

10編を選んだ感想


あの詩も この詩も素晴らしく、選ぶことは不可能だと諦めかけました。しかし、迷い悩んで、今私が選ぶ10編ということで以下の詩にしました。皆さんだと どの詩を選びますか 私は選ぶためにこの10日間、金子みすゞさんの詩を今までにも増して集中的に拝読し,改めて童謡詩人 金子みすゞさんのすごさと,詩の力 存在感をかんじております。今 私の心にすがすがしい風が吹いております。感謝!!



2014、08,25(月)


金子みすゞさんの私が選んだベスト10


  大 漁


 朝焼小焼だ


 大漁だ


 大羽鰮の


 大漁だ。


 浜はまつりの


 ようだけど


 海のなかでは


 何万の


 鰮のとむらい


 するだろう。


  私がこの詩に,出会ったのは 自分も詩を書いて見たいなーと思って少し勉強し始めたころでした。驚いたのと感動でいっぱいでした。この感性!!うぁー作者は・・・・ 友達に見せたりもしました。しかしです。その後詩作はもちろん 日常の忙しに、かまけて触れることはなかったのです。今改めて 大漁を読み多くの方に愛される理由がわかります。繰り返し 繰り返しもう一度読み、金子みすゞさんの心の中に旅立ちたいと思います。感謝!!

金子みすゞさんの私が選んだベスト10編(あと1編)


 

   わたしと小鳥とすずと 



    わたしが両手をひろげても


    お空はちっともとべないが、


    とべる小鳥はわたしのように、


    地べたをはやくは走れない。

    わたしがからだをゆすっても


    きれいな音はでないけど


    あの鳴るすずはわたしのように


    たくさんなうたは知らないよ。

    すずと、小鳥と、それからわたし

    みんなちがって、みんないい。


  代表作の1編ですが、この詩もたくさんの人に読まれ親しまれました。私もこの詩に励まされました。鈴・小鳥・わたし みんなちがって、だけでなく、みんないい。とあります。ここに 金子みすゞさんの素敵な、心のありようがあるのです。心の美しさがあるのです。この詩は温かい流れと 優しい包容力と 明るいスケールと どこまでも澄んでいる青い空 可憐な雰囲気をかもしだし、この詩の素晴らしさを現しております。だからこそ、感じ入り、心に響きます。

金子みすゞさんの私が選んだベスト10(あと2編)


 

お魚


海の魚はかはいそう

お米は人に作られる、


牛は牧場で飼はれてる、


鯉もお池で麩を貰ふ。

けれども海のお魚は


なんにも世話にならないし


いたづら一つしないのに


かうして私に食べられる。


ほんとに魚はかはいさう。




漁港の町ということで魚のことに深い想いがあることが伝わってきます。童謡詩人 金子みすゞさんの心の優しさは全部の詩に出ていますが、溢れるばかりに、この詩にも出ていて、読む人に感動を与えてやみません。お米・牛・鯉をもってきて、海のお魚に焦点を合わせています。 、それにしても、みすゞさんはどんな姿勢でどんな姿で,詩作をなさったのだろう。きっと子供のころから仙崎の自然や生き物・人への優しい眼差しがより深い洞察力をつけ、自然に心が叫んで行ったのだと私は思います。ありがとうございます。