これまでのあらすじ

 

紆余曲折を経て成婚退会し、

お互いの両親にも挨拶を済ませた

もぐらとkorori昇天

季節は巡り、仕事の繁忙期がやってきました

 

 

前回


初めから

 

とっとと落ちまで読みたい人向け

 

 

 
お互いの両親顔合わせが終わり
いろいろ進んだ反面、
やっぱりまだまだ2人の間に壁を感じて
もっと仲良くなれるようになりたいと
思っていたkorori
 
ところが季節は初夏…
そう、もぐらの繁忙期が始まりました驚き
 
 
もぐらの仕事は
成人向けイラストレーター飛び出すハート
Hな女の子のイラストを描く仕事です
 
企業との仕事もありますが
夏冬に開催される
大型の即売会イベント、コミケでの
自費制作物の出展が
とても大きな仕事との事でした
 
私も昨年もぐらと出会った際に
もぐらがコミケに参加していると聞いたので
自分でも久しぶりに同じイベントに
出展することにしていましたニコニコ
(私も以前から趣味で時々創作をしていたのです)
 
 
この時もぐらは41歳、私は36歳。
今からの結婚では子供が持てるかわからない
 
そうなると2人だけの生活になった時でも
同じ趣味を持っている同士だと
楽しい事を共有できるかもしれない?と
思ったのも、
もぐらを選んだ決め手でした
 
なので次の夏は
私も一緒にイベントに参加してみようと
思っていたのです
 
忙しくしながらも
一緒に創作の進捗を報告したり
励ましあったりしながら
心を通わせることができたらいいなと
思っていました
 
 
ところがコミケの1ヶ月前、7月は
毎日のように作品制作の
締め切りがあるとのことで
もともとそこまで早くなかった
ラインの返信も数日に一回から
一週間置きになったりしていましたもやもや
 
まあ確かに、創作で忙しい時は
寝る間食べる間も惜しい位の
忙しさなのは私も経験があるし
理解できましたので
そこは仕方ないなと思ったのですが…
 
やっぱり一週間も連絡が帰ってこないと
気持ちも遠ざかってしまうというか
 
単純に
相手がいない事に慣れてしまいますよね不安
 
婚活って全く知らない人同士が
急速に出会って結婚まで向かう行為なので
言ってみれば突然の人生への
 
異物混入凝視
 
やっぱり接触頻度を無理にでも高めて
相手の存在を自分の生活に
なじませていかないと
過ごしやすい自分のペースでの生活習慣を
変えてくる異物を
排除しようとする心の動きの方が
優ってしまうような気がするのですネガティブ
 
 
7月は忙しくて丸々会えないということは
承知していたけれど
まだ私たちは
1週間連絡を取らないとか
1ヶ月丸々会わなくても
心は繋がってるよねラブラブ
…という関係には程遠いように思いました
 
 
とても…
不安だ……
 
 
こんなに連絡取り合わず
男女として進展のない相手と
本当に結婚までたどり着けるんだろうか…
 
 
 
つづく