あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


お正月に、南海キャンディーズのお二人の案内で、『2時間でまわる法隆寺』という番組をやっていました。

法隆寺近くに住んでるけど、家族であんまり行ってない
行っても会式の出店を楽しんでたくらい。

そこで急に思い立って、法隆寺まで歩いて、家族で行ってきました~


せっかくだから、ころわん教室のみなさんにも南海キャンディーズに代わって、私が、法隆寺の案内をさせていただきます~
(毎年、おさんぽ遠足に行くのに、何にも知らないのもな~、と思い、ビデオをとっておきました


あ、でも、写真が十分でないのでお許しを


松並木を過ぎて、まずはじめに見えるのが、南大門
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屋根の先の反りかえりの部分は、当時の中国のはやりで、いち早く法隆寺が取り入れたんだとか。
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あと、南大門の入口に、鯛の形をした石があります。
それは、洪水が来ても、これより先には水は入らない、という言い伝えだとか。
でも、今では、これを踏めば、幸せになる、とも言われているそう
(南大門は何度となく通ってますが、気付かなかった今回も、チェックし忘れました



南大門から中門に行くまでの、左右の壁
そう、いつも、おさんぽ遠足でころわんちゃんたちと、集合写真を撮るところです。
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これは、壁が、ミルフィーユのように、下から何層にも積み上げて作られているので、「ミルフィーユの壁」っていうんですって[emoji:e-239]
(すみません、写真を撮ってないので、昔の遠足のときの写真です[emoji:e-330])



次に遭遇するのが中門。(また写真ありません(-。-;)

私、これは、門だと思ってませんでした[emoji:e-258]
法隆寺が人気となり、中門に長蛇の列ができてしまうので、出口と入口を別々にしたんだって。


この中門の両脇にいるのが金剛力士像

1300年以上前に作られた、日本の金剛力士像の元祖だそうです。
右にいるのが、阿形像(あぎょうぞう)・・・「あ”~」と言ってるみたい
左にいるのが、吽形像(うんぎょうぞう)・・・「うん」と歯を食いしばってる

悪霊から寺を守る役目をしており、なんと、鍛え上げられたその体は、腹筋が割れてるとか!!
なるほど、すごい腹筋[emoji:e-266]

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今まで、いろいろなお寺に行っても、それほど興味がわかなかったのですが、このテレビを見て、なんだかおもしろくなってきました。


入口は左側。
拝観料は、大人1500円、子ども750円。
この券で、3か所(あと、大宝蔵院、夢殿)回れます。


まずは、五重の塔の隣にある金堂から[emoji:e-77]

これは、現存する世界最古の木造建築で、法隆寺で一番大事な本尊が入るため、最も豪華に作られたということです。
二階建てになってますが、これは豪華に見せるための見せかけで、龍や獅子や象などの飾りがあります。
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金堂の中には、13体の仏像があり、釈迦三尊像といって、中央には聖徳太子をモデルにしたとされる仏像があります。

そして、平静な顔で直立不動に立ち、愛きょうのある邪気(サルやウシの鬼)を足の下に踏みつけているのが、四天王寺立像

大講堂にある、四天王寺立像と比べると、穏やかで、邪気もかわいいようです。
そしてこれも、日本最古の四天王寺像だそうです[emoji:e-451]


そして法隆寺の代表(?)、五重の塔
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6枚屋根があるように見えていますが、一番下の屋根は、雨よけのひさしの役割で、裳階(もこし)というそうです。


五重の塔の中は、56億7000年の様子が見られるそうです。
それは東面から。
難しいことはよくわからないので簡単に[emoji:e-330]

東面・・・維摩居士(ゆいまこじ)と、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)が、問答のバトルをしているところ
北面・・・釈迦が亡くなる場面。
     弟子たちが嘆き悲しんでいる。
西面・・・釈迦が亡くなって7日目。
     諸国の王が集まっているところ。
南面・・・釈迦が亡くなって56億7000万年後。
     釈迦が人々を救うため、如来になって説法をしている場面。



そしてこの五重の塔と、金堂の前には、礼拝石という、石があります。
それは、昔、この石に座り、ここから祈りをささげていたそうです。
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敷地の中央あたりにある目立った灯篭(とうろう)。
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これは、江戸時代、徳川家が多額の援助金を出していたことから、五代将軍綱吉の母、桂昌院が寄進したものだそうです。
なので、家紋は、徳川の家紋[emoji:e-279]



その後ろに大きくそびえたつのが、大講堂

ここには、薬師三尊像といって、薬ツボを持った薬師如来の両脇には月光菩薩日光菩薩が。
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この法隆寺を作るきっかけとなったのは、聖徳太子の父、用明天皇が病気になり、自らの平癒を祈って、薬師如来をまつるお寺を作ろうと考えた。
だが、実現しないまま崩御され、聖徳太子が、意思を継いで法隆寺を建てた、ということです。


あ、あと、金堂の四天王寺立像よりも、怒りあらわな顔をして、怖そうな邪気を踏んでいる、こちらの四天王寺立像も見てあげてくださいね。


回廊(かいろう)
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この柱、真ん中ほどが少し膨らんでいるでしょ。
この回廊も国宝なんだって。


鐘楼(しょうろう)
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ここの鐘が撞かれたのは、世界遺産に登録された1993年の末。
はじめて除夜の鐘が撞かれました。

それ以来、撞かれることはなく、普段は、西円堂という、西側のお堂で、朝10時から2時間おきに鐘を鳴らしているそうです。


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中門をで出ると、いつもお散歩している境内です。
正岡子規の俳句の石碑がありますね。
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池の前にある、聖霊院、(ごめんなさい、写真がありません[emoji:e-330])チケット見せなくても普通に拝ませてもらえました[emoji:e-77]

中には、聖徳太子像座像が[emoji:e-2]

くつを脱いで、上がってくださいね。



そして、おさんぽ遠足で、いつも見ている、お馬さんの像。
聖徳太子とお馬さん[emoji:e-3]
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これは、聖徳太子が馬小屋の前で生まれたとか、だからか、聖徳太子の別名は厩戸皇子(うまやどのみこ)
聖徳太子とお馬さんは、縁があるそうです[emoji:e-257]



その先は、さっきのチケットを見せて、奥へ入っていくと、大宝蔵院があり、その奥には、百済観音さまがおられます。

いつどのようにして法隆寺に来たのかよくわからないという、百済観音さま。
仏像には特に興味のなかったわたしですが、どう表現していいか、なんだかとてもしみじみとしてしまいました。
ありがたや、ありがたや・・・手を合わせたくなりました[emoji:e-418]


最後は、夢殿
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明治時代まで布でぐるぐる巻きにされて封印されていたという、救世観音(くせかんのん)
その布の長さ500メートル[emoji:e-451]

普段は、見られませんが、春と秋の特別公開のときには扉が開かれるとか。
今年の春は、4月11日~5月18日。

聖徳太子と等身大なんだって。
機会があれば見に行こう~[emoji:e-418]


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なんでも、興味がわかないのは、深く知らないからだね。
少し、知ると、少し、興味がわきました[emoji:e-257]

斑鳩に住んでいる、私の叔母は、仏教や中国などの歴史にについてとっても詳しい[emoji:e-280]

少し知ると疑問も出てきます。
お釈迦様って何もん[emoji:e-3]
菩薩や如来って、性別あるの[emoji:e-3]


こんなレベルの私の説明で、お粗末さまでした[emoji:e-257]
さっそく、叔母に聞いてみなくちゃ[emoji:e-77]

最後まで読んでくださり、ありがとうございました~[絵文字:v-349]