おめでとう~~~
Rちゃん、大阪地区予選、見事予選通過しました~

これには、ころわん先生もびっくり大喜び



前々回のレッスンで、指導に行き詰っていたころわん先生。
しっかり弾くがためにどうしても肩に力が入り、固い響きになっていたRちゃんに、どうアドバイスすればいいものか。


よくなってもらおうと、コンクールの曲ばかり弾きすぎて、新鮮さがなくなってしまったRちゃんの気持ちを上げるために、どんな言葉がけをすればよいか。



結局、その場はうまく語れず、迎えた最終レッスン。




なんと、レッスンに来たRちゃんが開口一番、
「先生、なんかわかった気がする。わかった気がしてん。」

「えっ、なにが


「どうしたら力が抜けるのかな~って考えながら、ソファーでゴロゴロして考えてたら、なんかわかった気がして、そのままピアノに向かったらうまく弾けてん


「えっ、ほんとRちゃん、すごいじゃない


私の言いたいことがわかってくれているのかな~と心配していたころわん先生。
Rちゃんがそこまで自分で考えて、自分で壁を破ったことに感激し、涙が出そうになりました

「そう、あるとき、先生の言ってたことがこれかなって思う時があるのよそういうのを繰り返してどんどん伸びていくのよ



そして迎えた当日。

まだ、成長段階ではありますが、良い演奏ができ、偉大な先生方からも、ありがたいお言葉をいただくことができました



コンクールにせよ、発表会にせよ、結果よりもその過程に大きな意義があることは、ピアノに限ったことではありません。

今回、Rちゃんのコンクールの指導をしたことにより、私自身も、とても勉強になり、他の生徒にも日々のレッスンから深い指導を心がけるようになりました



バスティン研究会の顧問である藤原亜津子先生が講評の中でおっしゃっていた言葉。



まず曲のタイトルを見て
この曲はどんなイメージの曲だろう、と『考えて』
自分のイメージしたものを『感じて』
それを『表現する』



それが、自分の意志でこうしたい、と弾けるようになるのには、10年。

3~4年間である程度何かの曲は弾けるようになるけれども、そこから壁にぶつかりながらできるようになるのに10年。
ぜひやめないで、続けてもらいたい。


と小学5~6年生の部の講評でおっしゃってくださいました。




ころわん教室のみなさん、ぜひ、10年を目標に続けてみてくださいね。

継続は力なり

きっと何かが見えてくるはずです