夏休み最後の日、わがピアノ教室恒例の『夏のおたのしみゲーム大会』があります

音当てカルタやリズムや聴音などを問題にして、得点を競い、商品をゲットするのですが、そこへ今まで頑張って付けてきた「練習がんばり表」の点数をプラスするのです

私は、『○○ができたら××をする(してあげる)』、というのは好きではないので、頑張り表も何点取れたらプレゼントという制度はありません
がんばった分だけ、点数に現れると一番うれしいのは自分自身誰でも点数が高いとうれしいもんです

なので、頑張り表の得点がそのまま商品ゲットにつながることはありません
と、そこで考えた名案が、どんでん返しカード

人生、甘くはないんだよ
ゲームの得点とがんばり表の点数を足した後に、どんでん返しカードを引くのです。
それは、プラス100点や、マイナス200点、×2や÷2などが書かれた、まさにどんでん返しのカードです
がんばり表をつけていなくても、ゲームで点数が取れなくても卑屈になることはありません[emoji:e-2]
めざせ[emoji:e-2]どんでん返し[emoji:e-281]

もちろん、正味で点数の高かった素晴らしき人たちには特別賞があるからね[emoji:e-279]

また商品の買い出しに行かなくっちゃ
女の子のいない私には、この商品選びは楽しいのです

おっと、忘れちゃいけません、このイベントのメインは、今習っている曲を中心にした、おさらい会です

『弾きたい曲があれば言ってね。
なければ、今の練習曲をみんなに見てもらうよ。』

ある日、Eちゃんが、
「先生弾きたい曲決めたよ[emoji:e-77]」
「え、どれどれ[emoji:e-3]」
それは学校で歌っているうたの本。
「じゃ、伴奏考えないとね[emoji:e-284]」
そういうとEちゃんは、
「もう考えた[emoji:e-343]」
「えー[emoji:e-451]聴かせて~[emoji:e-318]」

すると、手探りで和音を見つけ、首をかしげながら弾いてくれたのです[emoji:e-420]

「すごいじゃん[emoji:e-460]ステキな響きね[emoji:e-267]」
Eちゃんはうれしそう[emoji:e-349]

Eちゃんにとっては、何よりも耳が頼り[emoji:e-318]
小さいころからリトミックをしてくれていたEちゃんは、いつも音を大事にしてくれています[emoji:e-415]


おさらい会では、とくに肩ひじ張らずにみんなで曲を披露しあい、向上心を持ってもらえればと思っています[emoji:e-35]
みんな、がんばってね[emoji:e-278]