またまた先日の我が家の速読レッスンのできごと。

前回、公務員試験か何かの問題で、5行ほどの問題文章を読み、100%そうだと言える答えのみを選択する、という、少々高度な()問題をし、答えは1個なのに対し、9個も○をつけてしまった私

今回、先生は私と次男のために簡単な問題を持ってきてくれました。

今度は、1行ほどの簡単な文章で、正解も一つしかないよという大ヒントつき
今回は、『文章に書いていること以外の空想はしてはいけない』と言い聞かせ、なかなかいい感じにすらすらと解き、少々自信あり

いざ答え合わせで私と長男は、すべて同じ
長男と同じという時点で安心しきった私は、次男の間違いはどれだと再確認

それがこの問題
皆さんはどれが正解だと思いますか~


山川村の けい子は 渡し舟で 川を渡り 小学校へ かよう。

①けい子は 毎日 渡し舟に のる。
②山川村には 渡し舟が ある。
③けい子は 小学生である。
④けい子は 山川村に すんでいる。

消去法で確認すると、
①は毎日乗るとは限っていないので×。
③は小学生とは書いていないので×。

そこで次男の答えは④.
でも私は、前回の失敗から疑り深くなり、「いや、山川村に遊びに来ているけい子かもしれない。だから②よ
すると次男が、「でも渡し舟が山川村にあるかどうかはわからないよ

「やってしまった~」と、私と長男
そうか、「山川村のけい子」という時点で、けい子は山川村のものだったかと、今回は意外にも次男に完敗となりました


そしてもうひとつ、なるほど納得という出来事が

いつも最後に速読で文章を読み、その内容を書き出す、ということをしているのですが、私はこれが大の苦手
何のために速読レッスンしているの思うくらい、本を読むのが苦手なのです。
いや、苦手だからしているのですが、今回、あ、おもしろいと思ったことがあります。

短い内容でしたが、まずは普通に速読。
内容の書き出しはいつものごとくいまいち
つぎに、文章を横にして読んでみましょう、と先生。
さっき読んだ内容だからまあまあ入ってくる感じ。
つぎに、さかさまにして読んでみましょう
これって、電車の中でしてたらおかしな人になるよね、と笑いながらやってみました。
確かに読みにくいんだけど、なんかおもしろい、と感じた私。

そして、今度は先生が違う文章を持ってきて、もう一度速読。
すると・・・
あら不思議、さっきよりうんと早く読め、内容もどんどん頭に入ってきたではありませんか

わたしはすぐにピンときました
ピアノと同じだ

ピアノも、練習でうまく弾けない曲があると、付点リズムをつけたり、いろいろリズムを変化させて弾くと、練習も飽きないし、なんだかおもしろく、つぎに普通にその曲を弾いてみると、あら不思議いとも簡単にすらすらと弾けちゃったりするのです

そうか~、世の中、なんでもつながってるんだなと、妙に納得したのでした