こんにちは。
もう、今日から8月ですね。
生徒さんたちに復習動画を送ると、
次のレッスンで、「この曲は自信があるよー!」と。
弾きながら「あっ、ずれちゃった」という時も、
自分で気がついて、目はひとつ先のお部屋(小節)を見ながら、
そして全体の流れに乗って、弾いてくれます。
ピアノ以外でもそうですが、
頭では理解できていても、すぐには指先に伝わらない
ものです。
きっと、じれったいと思うこともあるでしょう。
でも大丈夫です。
指先が記憶してくれるまで、1日何度かに分けて
練習してみましょう。「何度かに分ける」がポイントです。
必ず、「もうすぐ完成する」という手応えを
感じるようになります。
以前、パラリンピック上位入賞された日本人選手の方と
お話しする機会があり、
どうしてもお話しを聞きたくなり、許可を頂いたので、
「選手に必要なことは何でしょうか?」
と伺ったところ、
「大抵の人は、あと少し、だいたいこれぐらい。という所で
諦めてしまうのです。その あと少し に
全てが掛かっています。 これができる人は何をやっても
成功できると思います。」
と、笑顔でそして淡々と話して下さいました。
10年以上前ですが、今もこのお話が印象に残っています。
私も自分でピアノ練習をしている時は、とても孤独なのです。
ひとりでひたすらピアノに向かう訳ですから、
好きな事でも、ふっと虚しくなる事があります。
そんな中で、唯一、充実感や楽しさを感じるのが、
ピアノの勉強会だったり、
生徒さんへ送る動画の作成だったり、
対面レッスンの時だったりするのです。
今日もレッスンで生徒さんの楽譜に書いたのと
同じように、自分の楽譜にメモを取ったので、一度聴いたら
忘れられないような、インパクトのある動画を
送ってみようと思います。
子どもたちには、伝えようとし過ぎない。
それでいて、自然に楽しすぎるぐらいに、
叱られたときも、楽しすぎて何を叱られたかを
忘れるぐらいに。
みんなで集まって、ピアノが孤独にならないよう、
お互いに練習する機会を
夏休みに作りたいと思います。
お家の方々、いつもお子さんたちを見守って下さり、
そして励まして下さり、本当にありがとうございます。
お子さんの笑顔と、お家の方と何でも話せるその雰囲気は
本当にほっとします。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。