川口　SHOCK ON

容赦ない暑気がまだまだ夕闇を寄せつけない。これから始まるヒートな時間を予感して…駅から急ぐひととき。空の雲はねずみ色。雷までやって来て豪雨。それでも…いつもの高揚、期待、切望。

18時　スタート

自分でもワケ分からないくらい豪雨にメンタルをやられて…集中できない！！

「残酷な天使のナントカ」に…洋楽も知らん曲だし…晃さんの声、若いなー艶やかだなーピッチいいなーくらいしか(十分か)感じられない。

しかし「無音の世界」の前奏、調性感が曖昧なこの曲ならではの和音の動きにようやく揺さぶられて…詩の良さに、フレーズの心地良さに心時めく。

そして、前奏が聴こえただけで固まる！

「身も心も」。。濃い恋歌が聴きたかったんだと思う。歌を差別するわけではないけどね、どうでもいい歌ではなく、こういう歌。聴いて感情を震わせたい、色濃く心にプリントしたい。晃⭐︎歌が実現してくれる。

声量ガーとか曲のいなしガーとか、ずっと言い続けていたいけれど…本当屁理屈はどうでもいい。ひとつのフレーズに対して何通りもある表現、それを選び抜くボーカリストとしての鋭すぎる感覚、感嘆するしかない。いつもだけど。

超絶なテクニックとかいうやつが感動を生んでいるのは間違い無いのだけれど、晃さんはそれを感じさせない。ただ良い歌を素晴らしく歌うだけ。シンプルなはず無いのにシンプル過ぎるところが奥深い。「身も心も」はこれからも何度でも聴きたいし、何度でも発見があると思う。本物のミュージシャンだけが繰り出してくれるから。

スタートから晃⭐︎ギターも吠えまくりで、今日もギターを媒体に晃歌が弾けまくっていた。

後ろの席の方まで来てくれたー(≧∀≦)

F5曲もhappyだった。

晃さんは本当にライブで観ないと！！

2024 7/27 晃⭐︎ライブ SHOCK ON