ちょっと考えるところがありました。

 

しばらく更新していませんでした。

いろいろとやらなくてはいけないことが多くて、なかなか時間がとれませんでした。

 

塾業界では今は夏期講習に向けての募集を行なっている時期です。私もスケジュール、カリキュラムを考え、案内を作成し募集を行っています。基本は今までと同じですが、少しずつ新しい取り組みを入れていくようにしています。これまでやっていなかったことにチャレンジするので、なかなか上手くいかないところもあって、試行錯誤しています。

それに合わせて、日本での入国制限が撤廃されたためか、この夏は家族で一時帰国される方が非常に多くなっています。また、ヨーロッパ各地への旅行を予定している方も多くいらっしゃいます。そのため、夏期講習はその次になっていて、お休みや最低限の受講になる人も多くなっています。

 

実は、他の地域と比べてヨーロッパ地域での、夏期講習をはじめとする講習会の受講率は低くなっています。まあ、せっかくのヨーロッパで2〜3年の滞在予定となると、あそこにもこちらにも行きたいとなるのは分かります。しかし受験学年でほぼ夏期講習は参加しないというとどうでしょうか。指導する方としては、結果に責任を持てないというのが正直なところです。

受験生だけでなく、他の学年でも同様で、せっかく海外でも学習の習慣が身についてきたというのにここで、ぷっつり切ってしまうのはどうでしょうか。また9月から再スタートになってしまいます。

 

夏休みをどう過ごすかは、家庭の考え方なので、私がとやかく言っても始まりませんが、この後日本に帰って、日本の学校に進学するのであれば、それなりにやるべきことはやってほしいと思います。少し前ですが、受験生にも関わらず、夏休みはいろいろと予定(ヨーロッパのクルーズ、日本への一時帰国など)があって夏期講習にはほとんど参加できないと言って参加せず、9月の模擬試験の結果が悪く、「どうして結果が出ないのですか?」と言われたことがありました。私は正直に「周りが勉強している中で、やるべきことができていません」とお話ししました。そうすると「なんとかしてください。」と。「本人の危機感もあまりありませんでした。」1ケ月ちょっとの差は非常に大きかったです。

 

どのようにしたら状況を分かってもらえるのか、いろいろと考えていますが、それぞれの状況も異なり追いついていないのが現状です。

無理なことをやってほしいとは思いませんし、言いません。しかし、せっかくまとまった時間が確保できるこの時期だからこそ、勉強でもできることがあり、少しでも取り組んでもらえたらと思っています。

 

ヨーロッパの風景から

ライン川のクルーズ船です。

何も考えずゆっくりしたいですね。