ワタシが変わったせいかな?親の歳のせいかな?

 最近母は穏やかだ。昔のblogを読んで、

《そっか、そんなこともあったかもなぁ。》

って、おぼろげに思い出した。

とても激しい人だった。自分の感情に自分自身も翻弄されていたのかな?って、今は思う。


 いつしか母は

自分の人生は自分で楽しくするんだよ。自分で楽しい時間を作っていくんだよ。

っと言うワタシの言葉に耳を傾けるようになった。


 方法は簡単。

自分に正直であること。

だけ。


うちの家族はバラバラ。ワタシに至っては実家に寄り付くこともない。

二世帯住宅で暮らす母は、長女(ワタシの姉)家族といかにうまくやっていくかを、一緒に住み始めた頃から20年以上も考えて生きてきた。

でも、生活や価値観が全く合わない。

異星人レベルでわかり合えない。

でも、今まで一緒にやってきている人達。


 もうさ、いいんじゃないのかな。

いろんな形の家族があるんだよ。理想とはかけはなれた家族像かもしれないけど、うちの家族はこれがベストなスタイルなのかもよ。


両親を見送らないと自分は死ねないと言う姉。

義兄はそれをたぶん喜びはしない。

先天性の障害を持つ実兄。

実兄も面倒も見ると決めている姉。

ゆくゆくは老人ホームに入ることを考えている両親。

兄をグループホームに入れて自分で生活できる環境を着々と整えている母。

いつも家族会議はかやの外の存在で、決定事項だけ伝えられるワタシ。よって、流れを見守るワタシ。


統合するだけが能じゃないでしょ。


 お互いを干渉せず、認め合えばいいんじゃない?こんだけやってきてできなかったんだもん。

もう、認めちゃいな。

認めて割りきった方が、やりやすいこともあるんだよ。

 あとは、回りに振り回されないように、自分のしたいこと、どのように生きたいかをしっかりイメージすること。


 ワタシも、もうとっくの昔に家族の中に入ることはリタイヤした。家族とは思えないほど、価値観が違いすぎてお互いが損をしてしまうことがわかったから。何より息がつまって死にそうで、狂いそうだった。

 綺麗事言って自分を繕う姉にヘドが出る思いだった。

 でも、それも彼女の精一杯なのでしょう。

 

 ワタシの場合家族よりも、それ以外の人達がよっぽど母の暖かさを教えてくれて、頼りになる父の姿を見せてくれ、兄妹のように寄り添ってくれた。ワタシ、優しさに包まれていたよ。

もちろん母は、母で愛してくれていることもわかる。ただワタシが欲しかった形ではなかっただけ。


 ただ、それだけの事。


綺麗にまとめる必要ってある?

それ、ホント❓️