母は支配をしたい人、それに気づかない人。
私は支配されたくない人、気づいていたのに脱走できなかった人。
大人になって母から離れて長い時間が経ってようやく人並みの生活が出来ていると思う。それでも、やっぱり、普通の人の感覚と違う自分をたまに感じる。
そんな私も母親になった。子供が産まれてしばらくは、可愛くて可愛くて、ただそれだけで幸せだった。でも、子供が産まれて色々わかるようになって、そうしたら自分の理想を押し付けるようになっていた。子供の主張や尊厳は無視していたかもしれない。母と同じことをしていた。
今日、ふと、自分がこうなってしまった根源を考えてみた。振り返れば振り返るほど、母のせいだ、母の支配のせいだと思う自分がいた。それと同時に、母のせいにして逃げていた自分がいたことにも気づいた。嫌なら何がなんでも抜け出せばよかったのだ。自分で生きる道を決め、自分で責任を取ればよかったのだ。それが出来なかったのは自分の弱さだったと思い知った。
我が子にはこんな思いはさせたくない。だから私が今しなくてはいけないのは、子供を自分の理想に近づけることではない。子供が自分で生きる道を決められる強さを持てるように育てることだ。
母とは和解はできないと思う。私はそれで構わない。でも、愛する子供たちは絶対に同じようなおもいをさせないようにしようと改めて思った今日このごろ。
時々思いをここにぶつけようと思う。
