渡部亮次郎氏のメルマガ「頂門の一針」(令和元年9月10日)より転載(その3) | koreyjpのブログ

渡部亮次郎氏のメルマガ「頂門の一針」(令和元年9月10日)より転載(その3)

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重 要 情 報

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◎文大統領は矢張り曽国氏を法務部長官に任命した:前田正晶

 

多くの専門家の先生方も不肖私も「文在寅大統領は進むも退くも地獄の

立場に立たされているが、曽国氏を任命する以外の選択肢はないだろう」

と予想していた通りの結果となったと、台風一過の後にジムに行って帰っ

て来たところで家内に知らされた。何処の局か知らぬが「文在寅大統領は

退任後にこれまでの大統領のように逮捕されることを回避すべく、最側近

の曽国氏を法相に任命した」との解説をしていたそうだ。だが、私はそれ

単に強行する理由の一つに過ぎないと見ている。本筋は「大統領に都合が

良くなるような検察改革」にあると思っている。

 

何れにせよ、悲観論者の私が懸念したいたような、進歩派政権がこれまで

以上に対我が国向けの言い掛かりと難癖を付けてくるだろう事態になって

行きかねないと密かに危惧している。先ほど専門家の何方かが言っておら

れたが、朝鮮日報だったかは「世論調査にも捜査の手を入れるべきだ」と

主張していたそうだ。それは文政権の支持率は現状でも40%台を維持して

いる点に疑問を呈したということらしい。「なるほど、そういう手もあっ

たのか」と思って聞いていた。韓国の政局というか政治情勢は

unpredictable”と言うよりも、余りにも“predictable”ではないだおろうか。

 

そう言えば、8日の夜のテレ朝の「日曜スクープ」では益々首脳会談をす

る必要が迫ってきたと言い出していた。しかし、その為には韓国側と十分

な下打ち合わせが出来る事務方の存在が必要だが、そういう人物の存在す

るのだろうかとの話も出ていた。だが、「相手は一度くらい合意があって

も、全てが解決という訳ではないと、シレッとして言い出す大統領だか

ら・・・」という意見も出ていた。尤も至極である。進歩派政権が続く限

りこの手の懸念は拭いきれないと私は考えている。

 

 

 

365日同じ釜の飯を食ってきた者たちの方が:前田正晶

 

以下はこれまでに何度か採り上げた記憶がある挿話だ。それは故篠竹幹

夫・日本大学フェニックス監督が、そのフェニックスが日本選手権を3

覇中に関東大学選抜テイームの指揮を執られた際にその練習振りを見て指

摘された、私にとっては非常に印象深かったが「何故単独テイームの方が

強いのか」という理由の解説である。

 

私は偶々その日はフェニックスのグラウンドで行われていた選抜テイー

ム対フェニックスの2軍(彼らが「我々は史上最強の2軍である」と自称し

ていた)との練習試合的な練習を見学したのだった。そこに起きていたこ

とは「関東大学1部リーグ校の精鋭を集めたはずの選抜テイームは、オ

フェンスにおいてもデイフェンスにおいてもフェニックスの2軍に歯が立

たない」という意外な現象だった。そこで、監督に恐る恐る「何故こう言

うことになるのですか」と質問してみた。

 

答えは単純明快で「うちの部員たちは2軍も含めて皆365日同じ釜の飯を

食って過ごし。ともに練習に励んできた者ばかりだ。全員が息がピッタリ

と息が合っているのは当然であるし、彼らは皆他校に行けば1軍に入って

いるだろうほど優秀な者ばかりだ。その2軍に関西選抜との試合の為だけ

に集められた他校の選手たちが敵う訳がないのは当然だ」というものだっ

た。私は篠竹監督が明快に「単独テイームの方が強くて当然」と言われた

と解釈した。事実、当時のフェニックスの1軍の者たちは「うちの2軍の方

が他校よりも余程手強い」と認めていた。

 

こういう1990年頃の挿話を敢えて持ち出したのは,今回のU18の野球の

敗退の一因が極端な表現をお許し願えば「代表という名の寄せ集めテイー

ムの欠陥が出た」と言いたかったのである。全国からの選抜という名の寄

せ集めという点では他国の代表テイームも同条件ではないかと反論されそ

うだ。それに対す答えは「それだからこそ、監督というか指揮を採る者の

優劣が問われるのではないか」となってくるのだ。

 

故に、私は全国から集められた選手たちの責任ではないと思うのだ。私

は妥協案として「甲子園で優勝した履正社に奥川君他の星稜高校の良い選

手たちを補強すれば、かなり強力なテイームが出来のではないか」など

と、密かに考えている。

 

でも、視点を変えて考えて見れば、20年以上を過ごしたアメリカの会社

組織では「中途採用の生まれも育ちも異なる連中の集まり」だった。それ

でも成り立っていたのは「彼らは個性の塊みたいな連中の集まりだったか

ら、その経験と能力を独自に活かして上手く行っているのかな」と考えて

過ごしていた。今にして思えば、そこでは「吾こそは。俺の手腕で目に物

見せてやろう」という自己主張が強い者が多かったのが特徴だった。

 

 

 

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身 辺 雑 記  

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10日野東京湾岸は久し振りの快晴、爽快、夕方は亀戸駅近くの韓国風居酒屋で会合、美人も参加されるから楽しみ。

 

 

台風一過。散歩した都立猿江恩賜公園では小枝にまじって銀杏が沢山落ち

ていた。

 

 

 

 

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