木の葉の拍手
それはまだ私が若かった頃の話である。或る夏の日、吾等生長の家の茨城教区の会員男女数十名は、大洗の簡保の保養所で一泊の研修会を行った。朝食後、みんなで野外に出て、芝生の上に座り、「神想観(しんそうかん)」といふ坐禅的瞑想法の祈りを行った。数十分経って、それが終りになって立ち上ると、ふと傍にあった一本の立ち木だけが、急に風も無いのに、その葉っぱが総て、一斉にパチパチパチと揺れ始めたのである。それが何分も続いた。それは恰も、神様が、「良いね良いね」と祝福して下さったやうな光景であった。指導者の先生は、それが当り前の出来事であるかのやうに、微笑んでゐたが、会員一同、不思議な光景を目の当たりにして、暫しそれに見とれてゐたのである。
あれから数十年が経った。3.11の大震災もあったし、私も茨城から埼玉へと引っ越しもした。その間、日本は元号も平成から令和へと代り、神様の御守りに依り、平和で安定した年月を過ごすことが出来、現在に至ってゐる。誠に有難い事である。これからもこの平和な日本は続いて行くことであらう。神様の御守りに感謝し奉る。有難うございます。
来る令和8年9月13日は、沖縄県の知事選挙があります。
「大きな輪」沖縄は、私も一人の日本人として、平和で豊かな「沖縄県」であり続けることをいつも神様、仏様にお祈りしてをります。
特に辺野古でおなくなりになったガードマンの宇佐美芳和さん、
同志社国際高校2年生の武石知華さんのご冥福をお祈りしてゐます。
沖縄は、戦争で多くの方々が、お亡くなりになりました。しかし、沖縄は、「大きな輪」として、力強く復興し、現在の繁栄を築かれました。
私も一人の日本国民として、沖縄県が更に発展することを願ってゐます。
来たる令和8年9月13日に行はれる沖縄県の知事選挙では、そのために最もふさはしい方が、県知事に選ばれることを願ってゐます。
皆様のご健康とご幸福を、心からお祈り致します。
日本会議埼玉県三郷支部事務局長 北村維康(090-2147-0155)
ホーソンが書いた『人面の大岩』
私は、中学時代、アメリカの作家の、ナサニエル・ホーソンが書いた『人面の大岩』を読んで、大変感銘を受けた。このストーリーとは、アメリカのとある田舎には、崖に人の顔に見えるやうな、大きな岩がある。いや、実際に、現実にサウス・ダコタ州には、四人の歴史上の大統領の顔が掘ってあり、観光の名所になってゐるのであるが、この話は、人が作ったのではなく、自然が作ったのである。そしてそれには昔から一つの言ひ伝へがあり、やがてこの顔によく似た顔の人が現れて、この国をよくしてくれるのだ、と言ふのである。この町で育った主人公は、ずっとその話を聴きながら育った。そして、時々、その顔に似た人が、政治家や軍人になって出現するので、「この人こそ伝説に預言された人に違ひない」と思って歓迎する。然し実際に現れた人は、期待通りではなく、人々は失望する。しかしやがて、主人公も歳をとるやうになるが、人々はその主人公こそが、伝説で予言された人なのだと気が付くのである。然し、主人公自身は、「いや、自分ではない。屹度将来、その人があらはれるであらう」と期待し続けてゆく、と言ふ話なのである。
この話を読んで、私は訳も判らずに感動した。それは、その話の中に、神への信頼が織り込まれてゐたからである。
このホーソンと言ふ人は、宗教的な雰囲気を持ってをり、『白鯨』を書いたメルヴィルは、ホーソンの親友であったが、彼はホーソンの事を、「彼は(宗教的な)苔を持ってゐる」と批評したほどである。私は、この未来への祈りを滲ませる作品を読んだことを、限りなく有難く感謝してゐるのである。