こんにちは、高橋です。
私が手術していただいた命の恩人の一人の先生でもある、金丸真一先生の記事の切り抜きを母親から見せてもらったので、ご紹介します!
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鼓膜の穴 薬で元通り
北野病院(大阪市)などの研究チームは12日、穴があいた鼓膜の再生を薬で促し、穴をふさぐ新しい治療法を開発したと発表した。
入院が必要だった従来の治療法より負担が少なく、クリアに聞こえるようになるという。
11月に公的医療保険の適用対象となった。
研究チームによると、慢性中耳炎などによって鼓膜に穴があいている人は、国内に100万人以上いるとみられる。
耳の後ろの組織を手術で取り、移植する治療が行われていた。
入院が必要で負担が大きいほか、できた鼓膜も本来より厚くなり、聞こえ方もよくなかったという。
このため、手術を受けない人も多くいるとみられる。
北野病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科の金丸真一主任部長らが開発した治療法は、鼓膜にあいた穴の周囲に小さな傷をつけた後、細胞の成長を促す薬を含ませたゼラチンスポンジで穴をふさぐという手法。
傷をつけることで鼓膜のもとになる細胞が活動を始め、穴がふさがるという。
処置は20分ほどですみ、3週間ほど後にかさぶたを取り除く。
スポンジは自然に分解されるという。
臨床試験など400例以上の治療では、約85%で穴が完全にふさがった。
日常会話レベルの聞こえ方は大幅に改善し、90歳以上の高齢者でも効果があったという。
鼓膜の内側に異常がない場合、従来の手術の9割以上で置き換え可能だという。
金丸さんは「多くの医師に取り組んでもらうため、講習会も予定している」と話している。
(杉浦奈実)