ヒーロー。 | こちらからは以上です。

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ボートレース・オートレースに関する事を〝斜め下〟目線から鈍く、緩く書いています

本日4月6日は「シロ」の日でありまして、「シロ」と言えば例の春日部在住の家族が飼っている犬の名前・・・ではなく、これはもう、「セガサターン、シロ!」の〝せがた三四郎〟である事は間違いないだろう。

 

そのせがたを演じるのは我らが藤岡弘先生ですが、私は先生が出演していたオートレースのCMが大好きだった。「オートレース」に似た言葉を聞くと、それに反応して仮面ライダーに変身してしまうという設定だった。良い時代だったな・・・。

 

「仮面ライダー」と言えば、昭和から続く人気特撮シリーズですが、やはり初代の藤岡先生の時代からは、主人公の〝ヒーロー像〟も変わって来ていますよね。藤岡先生のような〝濃い〟俳優よりも、クールで繊細なイケメンが主人公を演じるというような。

 

そして特撮だけに限らず、アニメや実写ドラマにもおけるのですが、とにかく主人公が〝病んでいる〟のですよ、近年は。

 

この流れって、研究家の方からは様々な意見が有るのだろうが、主人公が〝面倒くさく〟なったのは、ファーストガンダムのアムロ・レイからであろう。ここを起点に主人公が「面倒くさい」系か、「病んでる」系に分かれていくのであって、「病んでる系」という一大系統を作り出したのはやはり〝エヴァ〟の碇シンジからだと思います。とにかく昔の特撮やアニメの主人公のような、「熱くて」、「まっすぐ」なヒーロー像は今の時代にはうけないのだろうね。そう考えるとヒーローも時代背景を反映しているといえるのでしょうか。全国民が同じ価値観で突っ走っていた高度経済成長期のヒーローと、現代のヒーロー像が違うのも当然かもしれませんね。公営競技のヒーローだって、鈴木圭一郎はどこにでもいそうな普通の若者という感じだし、峰竜太は「泣き虫王子」なんて異名をもつくらいですからね。そう言えば昔は公営競技に限らず、プロ野球選手にも多く見られましたが、ヒゲ&パンチパーマ率がとても高かった気がする。今、鈴木圭一郎選手や峰竜太選手がヒゲ&パンチパーマにしたら・・・コントにしか見えないな。そんな事を考えながら、またもや一人でニヤついているのであります。