今回の夏モデルは、異様な販売方法であるように思える。
それは、『ドコモのツートップ』戦略である。
これは、 GALAXY S4とXperia Aを特別価格で販売するという戦略だ。
各100万台ずつを販売目標に掲げている。しかし、夏モデルの発注数を減らしたとの話も聞いている。もしかしたら、 GALAXY S4とXperia A以外の端末の発注台数を減らしているという事なのかもしれない。
それにしても、今までメーカーを平等に扱って来たdocomoとしては、異例の戦略だ。
このタイミングで差別化するのには何らかの理由があるはずだ。
なければ、国内メーカーをこんなひどい目にあわせないだろう。
ここで、ふと振り返ると、auからiPhoneが発売される直前、わざとらしく『Android au』の宣伝を頻繁にしていたのを思い出す。
これは、docomoの『ドコモのツートップ』戦略と非常に似てるように思える。
iPhoneを発売すれば、販売台数のノルマが課されるだけでなく、優先的に宣伝しなくてはならない。
そうすれば、Androidは売れなくなる。
だから、docomoは今のうちにユーザーにAndroidを浸透させようと考えているのだと私は考えている。
また、docomoからiPhoneが発売されそうと予想した理由がもう1つある。
それは、
N氏の存在だ。
N氏は、iPhone導入反対派であり、現在、docomoでマーケティング部長を務めているが、現職を務める前は、プロダクト部長としてdocomoの製品ラインナップを決める立場におり、現在は、マーケティング部長である。
docomoは、今月18日に株主総会を迎えるが、そのタイミングで人事異動があり、N氏は地方の支社長に異動するそうだ。
【追記】
N氏と思われる人物が判明しました。
永田 清人
（当社 取締役執行役員）→（当社 常務執行役員 関西支社長 就任予定）
（NTT docomoホームページより）
これは、iPhone反対派を地方に追いやることで、iPhone導入を進めようとしているのではないでしょうか。
私は、秋にiPhoneとTizenを導入し、３大OSを展開するのではないかと思っています。
情報元：Business Journal
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