正月二日も出向いた。用事を済ませて一駅分この町並みを歩くのが楽しみのひとつ。
門松やしめ縄などの玄関のお正月飾りはどんなんだろうかとわくわくしながら歩き始めた。
ない、ない、 ない。
蔵も離れも門もいくつかの棟があるお屋敷の玄関にもお正月飾りはない。
このまちは喪中なのか、違う
ちょっと新しい家の玄関にお正月リースが飾られているのは見かけた。
古い町並みから古い商店街に入る。お店屋さんなら縁起物はあるはず、と思ったんだけど、
立派なお風呂屋さん(銭湯)にもお寿司屋さんにもなく、昔ながらのしめ飾りは、結局片手の指で数えられるほどだった。
翌日四天王寺に初詣に行くために自宅から3kmくらいの駅までなるべく古い町並みがある道を歩いた。
事情は昨日と大差なかった。
代々続くような外から見たらしきたりを重んじるようなお家にお正月飾りが見られない。
わたしが若かった時(30年以上前)より伝統文化を大事に思う雰囲気があるように感じていたのに、なぜお正月飾りが見られなくなっているのか、いつ頃からなのか。
12月、イルミネーションやクリスマスツリー・リースなどがまちに溢れるように賑やかな飾りがあったことを思い浮かべながら、いくつか理由を考えた。
一番根っこの理由はにわかにはわからない。
今年のところの結論(わたしにぴったりとした理由)、
代替わりしたんだ。
来年またこのことを考えようか。
