ネーナ

　　　　　　ネーナ　　　　　　ロックバルーンは９９

グレイテスト・ヒッツ/ネーナ

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以前、ドイツを旅した時のことである。ドイツ人はマナーにうるさいという予備知識（鼻を“すする”だけで猛烈に非難されるなど）を持っていた私はドイツ人がやたら神経質な民族とばかり思っていた。

たしかに最低限のマナーにはきびしいと思うが、どこで会っても現地の人々はみな温厚そうな人ばかりで眉間にしわをよせて歩いている人などだれひとりとしていなかった。よくよく考えてみるとこの国の人々は“不快”な思いを自分にも相手にもさせたくないのだと・・・。

日本人とドイツ人が似ているという人が多くいるが、これは大きな間違いだ。ドイツ人は優先順位をよくわかっていてそれに対してはきびしい、かたや日本人は優先順位など関係なく形式主義的にきびしくただの“いちゃもん社会”だ。

この「ロックバルーンは９９」はシンプルでわかりやすい反戦歌だろう。そう、優先順位からして聴衆にそれがよく伝わらるよう歌われているのだ。腋毛をわざと処理しないファッションは人間としての尊厳を表す。わかる人にはわかる？はずだ！

キャロル

　　　　　　キャロル　　　　　　ファンキー・モンキー・ベイビー

燃えつきる～ラスト・ライヴ/キャロル

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燃えつきるキャロル・ラストライブ [DVD]/キャロル

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僅か、３年間の活動期間でありながら後世に計り知れない影響を与えた、矢沢永吉、ジョニー大倉ら率いる伝説のロックバンド、キャロル。

ビートルズのコピーバンド（スタイルは、ハンブルグ時代の革ジャン、リーゼント、ロックンロール）からスタートしたとは言え、「ファンキー・モンキー・ベイビー」をはじめとする楽曲は、彼らのオリジナル色の強い和製ロックだ。

演出ではなく、本当にセットに火がうつるというハプニングまで起こる解散ライブは、まさにこのアルバムの題名通り？“燃えつきる”の一言！

日本のロック史上にさんぜんと輝くライブアルバムだ！

ボズ・スキャッグス

　　　　　　ボズ・スキャッグス　　　　　ウィー・アー・オール・アローン

ヒッツ!(エクスパンディッド・エディション)/ボズ・スキャッグス

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ＡＯＲの大物アーティストと言ったらこのボズ・スキャッグスをおいて他ならないだろう。日本ではＡＯＲ人気が高かった一時代があったりしたが、その中でもとりわけアダルトなイメージを持ったアーティストがボズだった気がする。

彼はＡＯＲの先駆者的存在でだったので他のアーティストにも多大な影響を与えてきた。彼のアルバムに参加したミュージシャンに後のＡＯＲのヒットメーカーＴＯＴＯのメンバーがいたことも有名な話だ。

アルバムは日本版とアメリカ版のベストがちょうどミックスされた改訂版で彼のヒット曲がすべて網羅されている１枚！ちょっとアダルトな夜を演出するには、うってつけのアルバムだ！

オリジナル・ラブ

　　　　　　オリジナル・ラブ　　　　　　朝日のあたる道

変身/オリジナル・ラブ

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おなじみの「接吻」やドラマの主題歌にも使われた「プライマル」をはじめ、インディーズ時代からのヒット曲も網羅した田島貴男本人のセレクトによる傑作アルバム。

純文学から出てきたようなすばらしい詞、ジャズやファンクなどを取り入れたクールなサウンド、そして、田島貴男の渋いヴォーカル、どれをとってもそのクォリティの高さには脱帽する。

青春映画が１本出来てしまいそうな「朝日のあたる道」の詞の描写に思わず胸がキュンとなるのは、私だけではないだろう・・・。これこそ、名曲中の名曲だ！

マンハッタンズ

　　　　　　マンハッタンズ　　　　　　夢のシャイニング・スター

ベスト/マンハッタンズ

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マンハッタンズは’６０年代から活躍する老舗ソウル・ヴォーカルグループ。高級カクテル“マンハッタン”から由来するグループ名の通り、スィートとでシャレたハーモニーを聴かせてくれる。

リード・ボーカルとしてジェラルド・アルストンが加入してからは、より洗練されたヴォーカル・グループへと進化をとげ、「夢のシャイニング・スター」、「涙のアベニュー」、「涙のくちづけ」など、大ヒットを生み出した。

夕暮れ時や夜景を見ながらドライブデートにするには、彼らのアルバムが、マストアイテムになるのは間違いない！