パナソニックのオーブンレンジ「ビストロ NE-BS5E」の「フライあたため」は、調理済みの市販冷凍フライにも対応しています。本機種から冷凍対応へアップデートされたため、凍ったままコンビニやスーパーの冷凍揚げ物を取り出して皿に並べ、ボタン1つで温め直すことができます。
ただし対象は「揚げてから冷凍された調理済み食品」に限られます。衣をつけた状態で生冷凍されている食品を揚げる機能ではありません。これを事前に確認しておくと、温め直しの失敗を防げます。
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フライあたためで温め直せるメニューの範囲
パナソニック公式サイトの記載によると、フライあたためはエビフライ、とんかつ、メンチカツ、コロッケといったフライ類のほか、天ぷら・かき揚げ、から揚げ・フライドチキンに対応しています。
常温・冷蔵・冷凍のいずれの状態でも使えるのが本機種の特徴です。旧来のモデルでは冷凍のまま使えないものもありましたが、NE-BS5Eでは冷凍状態のものをそのまま加熱できるよう仕様が変更されています。
- 1エビフライ・とんかつ・メンチカツ・コロッケなどフライ類
- 2天ぷら・かき揚げ
- 3から揚げ・フライドチキン
- 4常温・冷蔵・冷凍のいずれの状態でも対応
なぜサクッと仕上がるのか——加熱の仕組み
フライあたためは、上部の大火力平面ヒーター・ヒートグリル皿・レンジのトリプル加熱を同時に行う設計です。
電子レンジだけで温めると、衣が水蒸気を吸ってべちゃっとしがちです。ヒートグリル皿は底面から直接熱を当てて水分を飛ばす役割を持つため、衣のサクサク感を引き出しやすくなっています。上部のヒーターが表面をこんがりさせ、レンジが中心まで加熱するという組み合わせです。
冷凍品は常温・冷蔵品より中心温度が低い分だけ加熱負荷が高くなりますが、センサーが食品の状態を判断して自動で調整するため、手動でタイマーを設定し直す必要はありません。
加熱時間の目安と使い方の手順
フライあたためは自動メニューとして搭載されています。ダイヤルでメニューを選んでスタートボタンを押すだけで、センサーが状態に応じて加熱時間を決定します。
目安としては、一般的な分量で約7分前後とされていますが、食品の量や初期温度によって変わります。「何分にセットすればいいか」と悩む必要はなく、自動に任せる設計です。
■① 使い方の手順
まずラップやパッケージを外し、ヒートグリル皿の上に食品を直接並べます。フライ同士が重なると加熱が均一になりにくいため、できるだけ重ならないように並べるのがポイントです。
次にダイヤルを「フライあたため」に合わせてスタートを押します。加熱後はヒートグリル皿が非常に熱くなっているため、取り出し時は付属の布巾や耐熱グローブを使ってください。
■② ヒートグリル皿の後片付け
ヒートグリル皿はフッ素加工で食洗機にも対応しています。加熱後に汚れが固まる前にさっと洗えるため、後片付けの手間は1枚分です。揚げ油の汚れも比較的こびりつきにくい加工になっています。
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使う前に確認しておきたい注意点
フライあたためで対応するのは「揚げてから冷凍された調理済み食品」です。スーパーやコンビニの冷凍コーナーにある市販の冷凍フライは基本的にここに該当します。
一方、衣をつけた状態で生のまま冷凍されている食品(未調理の冷凍フライ)を揚げ上げる機能ではありません。パッケージの調理方法欄が「フライパンや鍋で揚げる」となっているものはフライあたためではなく、オーブンや別の調理方法で対応する必要があります。
▼ 注意点 ▼
- 1生冷凍食品(未調理)はフライあたための対象外。「揚げてある」調理済み品に限られる
- 2ラップをかけたまま加熱しない。ヒーターで表面を乾燥させることがサクサク感の前提になる
- 3食品を重ねて並べると加熱が偏りやすい。1枚ずつ間隔をあけてヒートグリル皿に置く
- 4加熱直後のヒートグリル皿は非常に高温になる。素手での取り出しは避ける
フライあたためを使いこなしやすい場面
冷凍フライへの対応が便利に感じやすいのは、まとめ買いした冷凍食品をストックして平日の夕食や弁当おかずに使い回すケースです。電子レンジだけで温めるとべちゃつきやすいから敬遠していた、という場合に選択肢が広がります。
1人分・2人分程度の少量加熱にも向いていますが、大量に温め直したいときは皿に収まる量に合わせて複数回に分ける必要があります。ヒートグリル皿のサイズ(本体は26L)を超えて詰め込むと、均一な仕上がりにならない場合があります。
反対に、揚げたてのような高い完成度を求める場合や、ソースやあんが絡んだ揚げ物(酢豚の揚げ肉など)は、衣ではなくソース面が焦げやすくなることがあるため、通常のあたため機能の使用が向いている場合もあります。
まとめ
NE-BS5Eのフライあたためは、調理済みの市販冷凍フライに対応しています。ヒーター・ヒートグリル皿・レンジのトリプル加熱により、凍ったままの揚げ物を外はサクサク・中はしっかり温められる仕組みです。
加熱時間は自動センサーが判断するため、時間設定の手間はかかりません。使う前に確認しておきたいのは「調理済み品かどうか」と「ヒートグリル皿に重ねずに置く」という2点です。
冷凍食品をストックして平日のおかずに活用したい方、電子レンジだけだと衣がべちゃつくのが気になっていた方には、この機能が使いやすいポイントになるかと思います。
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