釜山韓医師会
韓方(ハンバン)セミナー
に参加しました。
10月に行われた
「済州韓方セミナー」に続き、
今回のセミナーも
スタッフとしてお手伝いしました。
今回のセミナーは、
「不妊」についてと、
「認知症」についての
2部構成になっており、
各分野の権威でいらっしゃる
韓医師の先生方が、
わかりやすく教えてくださいました。
第1部
「妊娠を目指す韓方的生活習慣と治療」
イハクチョル先生が、妊娠の仕組みから、体型別不妊の傾向、不妊の原因、韓方を用いた不妊治療実践と結果についてのお話まで、プロセスに沿って教えてくださいました。西洋医学の「人工授精」や「体外受精」の施術をする前に、自身のからだの状態、子宮の状態を整えることが大事なのだということが、改めてわかりました。まず、お腹をあたたかくすることから!このことは、妊娠以前に、女性にとって大切なことですね。西洋医学的不妊治療を試みて、何度も失敗していた患者さんが、鍼やお灸、韓方薬などの韓方治療を取り入れたことによって、妊娠・出産したという例が、かなりあるそうです。最後に、治療の甲斐あり生まれた赤ちゃんたちを見て、感慨ひとしおでした。
第2部
「韓医師が語る、認知症の韓方的予防方法」
キムユソク先生が、脳の退化過程から、認知症の進行過程(健忘症、軽度認知障害、認知症)、認知症の予防方法まで、教えてくださいました。まず、認知症には段階があること、そして初期の段階は他人が気づきにくいこと、そして何より大事なことは、認知症が始まる前に予防すること!改めて再認識することができました。講義の大部分は、実践を交えての予防方法。それだけ予防が大事ってことですね。認知症の予防方法を、ひとつひとつ丁寧に教えていただきました。さあ、これらを日々の生活に取り入れて行かなきゃ!ですね。
今日の韓方セミナーは、
明確なテーマがあっての、
専門的な内容の講義でしたが、
お二人の先生方が、
本当にわかりやすく説明してくださり、
興味深く講義を聴くことができました。
新しい発見もたくさんあり、
有意義な時間になりました。
また、
これらの問題で悩んでいらっしゃる方々、
これらの問題を扱う専門家の方々にとって、
解決の糸口になればと心から思います。