刘洪才大使考察银丰合营会社

http://kp.chineseembassy.org/chn/zxxx/t713455.htm



劉洪才大使が銀豊合弁会社を視察

2010-07-02記事


6月30日、劉洪才大使は駐北朝鮮大使館の外交官を引き連れて中朝合弁会社の銀豊(うんぷん)合弁会社を視察しました。劉大使は中国・北朝鮮双方の代表の同席の下、飼料添加剤の生産現場を視察し、同社の生産・販売・経営状況について詳しく質問しました。劉大使は、同社が中国・北朝鮮双方の協力の下で各々のアドバンテージを活かして北朝鮮における家畜市場でリーディングポジションを占めていることを知り、中国・北朝鮮双方が協力してウィン・ウィンの成果を成し遂げていることを祝福しました。劉大使は、同社製品の市場は前途があり、合弁会社の中朝双方が更なる協力によって企業管理を強め、生産・販売などにおいて更なる成果を残して欲しいと述べました。


銀豊合弁会社は中国遼寧省の禾豊牧業株式会社と北朝鮮の銀波山(うんぽさん)貿易会社が設立した合弁企業です。同社は各種家畜及び水産飼料などの添加剤を生産しています。北朝鮮国内で製品を販売しており、品質には定評があります。同社は2006年の操業開始以来、生産量・生産額・利益率ともに毎年増加しており、北朝鮮における豚飼料添加剤販売業者の最大手となっています。



koreanchineseのブログ-銀豊合弁会社を視察する劉洪才中国大使




(以上翻訳終わり)


・劉洪才大使が中朝合弁の飼料メーカーの銀豊という会社を訪問したという記事です。

・北朝鮮と中国の合弁企業は、北朝鮮にとっては市場主義のトライアル・中国にとっては北朝鮮の「改革開放」を進める上で象徴的な存在なんでしょうか?あまり有名ではなさそうな(?)メーカーを大使が訪問したというのも何となく不釣合いな気がします。

驻朝使馆文化处走访朝鲜彰德学校 2010-06-25


http://kp.chineseembassy.org/chn/zxxx/t711753.htm



駐鮮大使館文化部、彰徳学校を訪問


6月23日、李学恵参事官と文化部の同志が平壌・光複(くぁんぶっく)通りの七谷洞(ちるぐっくどん)にある彰徳学校(ちゃんどっくはっきょ)を訪問しました。


彰徳学校校長の康俊浩(かん・じゅの)氏から李参事官一行に学校概況の説明がありました。彰徳学校は1907年4月1日、金日成の母方の祖父である康敦煜(かん・どぅんふぁん)氏によって創設されました。金日成主席は1923年4月から1925年1月までここで学んでいます。北朝鮮政府はこの学校を重視しており、幾度となく改築・設備の充実を図り、平壌市内の各区から優秀な学生を集める制度を設けています。知能・徳育・体育全ての面を重視しており、特に知能面の強化を図っています。毎年行われる数学などの全国試験で多くの学生が常にトップに名を連ねています。昨年ドイツで行われた国際数学オリンピックでは、彰徳学校の学生が金メダルを獲得しました。彰徳学校は北朝鮮で最も栄誉のある「金日成勲章」や3重赤旗の称号を獲得しています。1960年1月には中国吉林省の毓文中学校と姉妹校になっています。


李学恵参事官は康校長の案内で、金日成の勉強した教室・校史記念館・教室・会議室・各種実験室・電子図書館・教育研究室(管理人注:中国の学校では教学問題を研究する部屋のこと。先生のための研究室か)・PC教室などを参観しました。参事官は熱心にインターネットや情報の共有状況を尋ね、教育現場の最前線で戦っている教師たちを激励しました。また、学校の大講堂で電子楽団学生による出し物を参観しました。


李学恵参事官は康校長の案内に感謝し、学生たちによる素晴らしい発表について評価し、彰徳学校が中朝の学校間・青少年同士の交流に貢献することを希望すると述べました。その上で李参事官は彰徳学校に本やバスケットボールなどの学用品を贈呈しました。


康校長はこれに感謝し、彰徳学校が朝中友好をアピールし、両国関係に積極的な役割を果たしていくことを表明しました。



(翻訳ここまで)


・李学恵という参事官が、金日成の母校を訪問したという記事です。今では平壌のエリート校ということのようです。ただ、昨年ドイツで行われた数学オリンピックで金メダル、というのはちょっと盛ってます。wikipediaによると去年のドイツ大会で北朝鮮は第五位の成績を収めています。それは偉大な結果ですが、一位でないのも事実。この微妙な虚勢の張り具合がなんともいえませんね。

(参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%95%B0%E5%AD%A6%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF


・実際どの程度まで情報インフラが整備されているのかも気になるところです。中国が援助しているのなら中国大使館のHPなので堂々と書くでしょうから、この学校では特に中国の援助なしでインターネットなどの設備があるということ?よくわかりません。