亀、走る
キムユンソク演じるピルスンが、何とも間が悪くて抜けててダメダメ人間で、ホント観ててイライラするね。
キムユンソクの演技を楽しむってとこだけが良いところかな。
ストーリー自体も、めちゃくちゃ強くて頭が切れる犯人1人に振り回されるって単純なストーリー。ピルスンのダメ人間具合でどんどん悪い方向にいってるだけ。あれだけダメ人間だと観てて嫌悪感がいっぱいになってうんざりしちゃうよ。
でもこの映画、結構売れたらしいけどね。良いのはキムユンソクの演技のカッコ良さ、味わい深さだけで、あとはC級って感じだなあ。
チング 永遠の絆
改めて前作を観た後すぐに今作観たらもっと関連性がわかって楽しめただろうな。ものすごく昔に観たからすっかり忘れてしまってたからね。
ユオソンのヤクザっぷりはホントかっこいい。肉体もがっちりしてて、仕草、雰囲気何もかもがカッコよかった。
チュジンモが釜山を征服してからユオソンとどっかで交わるのかなと思ってたら交わらかったな。これは前作を忘れてたのもあるし、今作だけでも流れをしっかり把握してなかったせいもあるんだけど。もっとここが誰の目からも分かりやすかったらよかったのに。
映画の内容もよかった。男の友情、兄弟ってのを描いててさ。韓国映画のこういうところが僕は好きなんです。カッコよいおっさん俳優が色々いて、日本の昔ながらのヤクザ映画な感じを漂わせてるのが。
チャンヨンナムは売れっ子脇役だよね。韓国映画の名作で彼女を見かけることが非常に多い。オダルスと同じように良い味があるよな。
パパロッティ
ハンソッキュが出てるからって理由で観てみて、作品自体にはあまり期待してなかった。まあクラシック音楽を題材にした有りがちなストーリーなんだろうと、のだめカンダーヒレの韓国版みたいな感じだろうと思ってたんだけど。。めちゃくちゃ作品自体に感動した！
男と男の友情、師弟愛がすごく伝わってくる。ハンソッキュもいいなあ、すごく人情味溢れて、やっぱり彼だからよかったってのもあるな。味がありますよ彼には。
オダルス、ここにも出てきたな。彼って、主人公の親友ってポジションで出てくることがホントに多いよね。先日観た国際市場で逢いましょうもまさにそうだったし。そういう役すごく会ってるよな。韓国映画に欠かせない代表的な名優だよね。
あいつの声
カンドンウォンが出てるのに結局顔ださなかったのはすごかった。豪華俳優が出演してるのにこういう出方するってのは、彼は俳優！ってことなんでしょうね。
ラストの犯人の音声を実際のと合わせるところはすごいオーラスだった。何だか臨場感というか凄まじいリアリティーを感じました。
韓国映画って、こういう実際あった事件と兼ね合わせて作るのが非常に長けてるな。未解決事件の不気味さを醸し出して作るのが上手い。狭い国なんだけど、こういう泥臭さみたいなものを醸成されてるのが、韓国映画独特なところだろう。
映画自体はシンプルなストーリーっていやそうなんだけど、あのソルギョング、キムナムジュが夫婦役やってる2人の切迫感溢れる演技はすごかった。
キムナムジュは基本的にはドラマで活躍してる名女優だと重々承知していたが、そんなに見る機会が少なかったんだけど、今回こうやってまじまじみて、名女優だといわれるだけある、良い女優だと思いました。
刑事、警察側の俳優陣かなりよかったな。キムヨンチョルは、甘い人生の社長役よろしくヤクザのやり手親分って感じが似合う人だけど、今作では三枚目な親やすいキャラクター演じてたのが新鮮。
キムユンソクはやっぱり良い俳優だなと思いました。
僕は韓国のいわゆるカッコいいおじさん俳優が好きなんです。ソンガンホ、チェミンシクとか。好きな俳優の一人に確実に入った、それを確信させてくれましたね、この作品で。
映画自体も、ユアインがどんどん笑顔が多くなっていって、穴に入り込んでたのがそこから抜け出して再生に向かうような、曇り空が去って快晴に向かっていくストーリーの流れ、こういうのは観る人の心を明るくさせますね。
観る人もその作品を観る時、何か心に抱えてる曇り空があるわけで、それをユアインと一緒に感情移入しながら、こちらも快晴に向かえるような、そういうのってありますよね。
この映画も、在留外国人をテーマにしてる部分があった。
前回観た国際市場～に引き続きのこういった共通テーマだったから印象深かったな。
僕は韓国のいわゆるカッコいいおじさん俳優が好きなんです。ソンガンホ、チェミンシクとか。好きな俳優の一人に確実に入った、それを確信させてくれましたね、この作品で。
映画自体も、ユアインがどんどん笑顔が多くなっていって、穴に入り込んでたのがそこから抜け出して再生に向かうような、曇り空が去って快晴に向かっていくストーリーの流れ、こういうのは観る人の心を明るくさせますね。
観る人もその作品を観る時、何か心に抱えてる曇り空があるわけで、それをユアインと一緒に感情移入しながら、こちらも快晴に向かえるような、そういうのってありますよね。
この映画も、在留外国人をテーマにしてる部分があった。
前回観た国際市場～に引き続きのこういった共通テーマだったから印象深かったな。
かなり良い映画だと思う。
出稼ぎの外国人労働者ってのをテーマにした内容でもあったと思う。先進国の我々からすると何てことない感覚で彼らを見てるけど、彼らがどういう背景を、想いを、苦しみを抱えて、我が国に来て働いてるかってのがよく分かるよ。
現代の韓国で、ある外国人労働者を高校生がからかう描写がでてくるけど、ホントああいう感覚だろうね、日本でもさ。みんな安価な労働力としてしか見てないだろうし。
そういうテーマの映画って新鮮な切り口だよな。
朝鮮戦争時に生き別れになった人々の再会番組ってああやってやってたんだね。初めて見て興味深かったよね。生き別れの妹と再会するシーンよかったな。
そして家族愛の美しさっていうのが感じられたな。自分の人生を犠牲にして、映画でいうと、大学合格してそれを捨てて、叔母の店の費用、妹の結婚式の費用を稼ぎに行くってのを決意するシーンもよかった。
父親との約束のために店を売らずにいるのも切ない。ああいう、もう会えない人との想いをずっと守り続けてるのってホント
切ないね。
キムユンジンよかったね。良い女優だよな。シュリが大ヒットしてから、そんなにメジャーシーンで目立たなかった感じ、昔ヒットした映画に出てた、昔の人ってイメージがあったけど、こうやってまた歴代大ヒット映画に出てきてよかったよね。
出稼ぎの外国人労働者ってのをテーマにした内容でもあったと思う。先進国の我々からすると何てことない感覚で彼らを見てるけど、彼らがどういう背景を、想いを、苦しみを抱えて、我が国に来て働いてるかってのがよく分かるよ。
現代の韓国で、ある外国人労働者を高校生がからかう描写がでてくるけど、ホントああいう感覚だろうね、日本でもさ。みんな安価な労働力としてしか見てないだろうし。
そういうテーマの映画って新鮮な切り口だよな。
朝鮮戦争時に生き別れになった人々の再会番組ってああやってやってたんだね。初めて見て興味深かったよね。生き別れの妹と再会するシーンよかったな。
そして家族愛の美しさっていうのが感じられたな。自分の人生を犠牲にして、映画でいうと、大学合格してそれを捨てて、叔母の店の費用、妹の結婚式の費用を稼ぎに行くってのを決意するシーンもよかった。
父親との約束のために店を売らずにいるのも切ない。ああいう、もう会えない人との想いをずっと守り続けてるのってホント
切ないね。
キムユンジンよかったね。良い女優だよな。シュリが大ヒットしてから、そんなにメジャーシーンで目立たなかった感じ、昔ヒットした映画に出てた、昔の人ってイメージがあったけど、こうやってまた歴代大ヒット映画に出てきてよかったよね。
韓国で社会問題というか、社会の矛盾になってる、養子縁組の話。もっといえばこの映画の場合、人身売買にまでなってる。でもエグい描写とかあるそういう感じの作品ではないよ。韓国の海辺を舞台にしっとり切なく描かれてる。良い映画だと思う。
おすすめ度★★★☆☆星3つ
ここからネタバレ
もう臓器売買の話だからね。いくらなんでもあからさまで酷すぎるだろって。叔父は腐ってるなあ、どうしようもないね。身体が弱いスンジャがアメリカ行くってのでちょっとは人間味のある心情が現れた描写があったけど、結局、妹売った金を自分の新しいカッコいい車買おうとしてるんだもんなあ。
なんだかこの話ってのは色々と教訓的なところもあるって感じる。貧しい環境を抜け出したい、憧れのアメリカに行きたいって浅はかな気持ちで甘い言葉にのって行って、行ってみたらあっちの利益、叔父の利益のために、搾取されちゃうっていうね。世の中そうだよな。甘いおいしい話、優しい親切な態度の裏には落とし穴がある。あっちの利益があるから、他に来てくれる人がいなくて、とりあえず来させたいからそんな甘いおいしいもっともらしい話、優しい態度って人間するわけでさ。身の回りでしょっちゅうあることでね。身につまされて、まあこの映画の場合は極端だけど、意義ある教訓にはなったかな。
韓国映画って、こういった養子縁組の話ホント多いよな。それほど社会問題というか社会の矛盾としてよくあるんだろうね。こないだ観た、同じくキムセロン主演の「冬の小鳥」もそうだったもんな。
キムセロン主演映画を立て続けに見て、冬の小鳥の彼女は心を閉ざした役だったから、今回の純粋無垢で健気で明るい感じの役柄を見て、なんだかホッとするような、彼女の演技者としての魅力を感じたよね。
妹役は実際のセロンの妹らしいけど、幼いのになんだか女性としての色気のある、不思議な魅力のある子だね。ちょっとそれにびっくりしたけどね。
おすすめ度★★★☆☆星3つ
ここからネタバレ
もう臓器売買の話だからね。いくらなんでもあからさまで酷すぎるだろって。叔父は腐ってるなあ、どうしようもないね。身体が弱いスンジャがアメリカ行くってのでちょっとは人間味のある心情が現れた描写があったけど、結局、妹売った金を自分の新しいカッコいい車買おうとしてるんだもんなあ。
なんだかこの話ってのは色々と教訓的なところもあるって感じる。貧しい環境を抜け出したい、憧れのアメリカに行きたいって浅はかな気持ちで甘い言葉にのって行って、行ってみたらあっちの利益、叔父の利益のために、搾取されちゃうっていうね。世の中そうだよな。甘いおいしい話、優しい親切な態度の裏には落とし穴がある。あっちの利益があるから、他に来てくれる人がいなくて、とりあえず来させたいからそんな甘いおいしいもっともらしい話、優しい態度って人間するわけでさ。身の回りでしょっちゅうあることでね。身につまされて、まあこの映画の場合は極端だけど、意義ある教訓にはなったかな。
韓国映画って、こういった養子縁組の話ホント多いよな。それほど社会問題というか社会の矛盾としてよくあるんだろうね。こないだ観た、同じくキムセロン主演の「冬の小鳥」もそうだったもんな。
キムセロン主演映画を立て続けに見て、冬の小鳥の彼女は心を閉ざした役だったから、今回の純粋無垢で健気で明るい感じの役柄を見て、なんだかホッとするような、彼女の演技者としての魅力を感じたよね。
妹役は実際のセロンの妹らしいけど、幼いのになんだか女性としての色気のある、不思議な魅力のある子だね。ちょっとそれにびっくりしたけどね。
韓国版のアウトレイジって感じで、男性にオススメだな。主演の対決する二人は韓国で名優っていわれてる人だから見応えあるよ。
オススメ度★★★☆☆星3つ
ここからネタバレ
公共の敵の第1作は、ラスト、イソンジェをボコボコにして、その横たわった身体に金ばらまいて、その身体に座って、ソルギョングがヒッヒッヒって不敵に笑う、ってシーンで、すごい印象的だったね。
今作はその次作ってことで、ソルギョングの役の人物をタイトルにもってきて、そこにもっとフォーカスを当てるっていうのも面白いよな。カンチョルジュン、なんか愛らしい、親しみやすいキャラクターだしね、男にとってはね。男性に好まれる内容で、何だか韓国版のアウトレイジって感じだね。そのまた次作は、チョンジュノが敵役なんだよね、またそれも続けて観たくなったよ。
今作のラストのちょっとコミカルな感じで終わるってのは、韓国映画独特の終わらせ方のパターンって感じがするね。ああいう終わらせ方は色んな作品でよく見たな。例えば、ソルギョングが昔出たジェイルブレーカーとかさ。
今作の敵はキムジェヨンなんだけど、やっぱ彼は良いね。好きだな。こういう極悪のヤクザ役もいいね。彼は何気に韓国映画を代表する名優の代表格といえるね。もっとクローズアップを日本でもされてもいいんじゃないかな。
男ならカンチョルジュンのキャラクターは嫌いなやついないと思うし、みんな親しみを持つと思うし、この映画って、どんな映画にも1人はいるもののきれいな可愛い女優ってのが出てない。そこがいいね！もうターゲットを潔く男性に絞ってるの心意気が良いな。
最近、ソウォンとか冬の小鳥とかギョングが出てる映画が立て続けに観てただけに、今回はまたそれらとは全く違う役柄で、ギョングの俳優としての凄さを実感したよね。
オススメ度★★★☆☆星3つ
ここからネタバレ
公共の敵の第1作は、ラスト、イソンジェをボコボコにして、その横たわった身体に金ばらまいて、その身体に座って、ソルギョングがヒッヒッヒって不敵に笑う、ってシーンで、すごい印象的だったね。
今作はその次作ってことで、ソルギョングの役の人物をタイトルにもってきて、そこにもっとフォーカスを当てるっていうのも面白いよな。カンチョルジュン、なんか愛らしい、親しみやすいキャラクターだしね、男にとってはね。男性に好まれる内容で、何だか韓国版のアウトレイジって感じだね。そのまた次作は、チョンジュノが敵役なんだよね、またそれも続けて観たくなったよ。
今作のラストのちょっとコミカルな感じで終わるってのは、韓国映画独特の終わらせ方のパターンって感じがするね。ああいう終わらせ方は色んな作品でよく見たな。例えば、ソルギョングが昔出たジェイルブレーカーとかさ。
今作の敵はキムジェヨンなんだけど、やっぱ彼は良いね。好きだな。こういう極悪のヤクザ役もいいね。彼は何気に韓国映画を代表する名優の代表格といえるね。もっとクローズアップを日本でもされてもいいんじゃないかな。
男ならカンチョルジュンのキャラクターは嫌いなやついないと思うし、みんな親しみを持つと思うし、この映画って、どんな映画にも1人はいるもののきれいな可愛い女優ってのが出てない。そこがいいね！もうターゲットを潔く男性に絞ってるの心意気が良いな。
最近、ソウォンとか冬の小鳥とかギョングが出てる映画が立て続けに観てただけに、今回はまたそれらとは全く違う役柄で、ギョングの俳優としての凄さを実感したよね。
主演ハジョンウの最初余裕こいてて次第に追い詰められていく様の表現なんか鬼気迫るもんがあってみどころだね。このハジョンウってすごく味のある良い俳優なんだよ。特に男性なんか見て惚れる感じじゃないかな。カッコいいなってね。自分で映画も作るクリエイティブなアーティスト気質のある人でさ。ぜひ彼を観てほしいね。
おすすめ度★★☆☆☆星２つ
ここからネタバレ
観る前は、何だかハリウッドとか欧米のスリルある展開のエンタメ映画を真似たような、B級な内容だと思って、観るのをためらってたんだよね。でも、韓国映画の歴代興行成績ランキングで４０位にランクインしてた大ヒット作ということだし、名優ハジョンウも出演してるから観てみたって感じだね。
意外と面白かったんだよね。ハジョンウの、あの最初は余裕ぶっこいてて、次第に追い詰められていく様子を表現してるのが、スリリングで見ごたえあったね。
ハジョンウはやっぱ好きだな～、カッコ良いね。オレは、ソンガンホ、チェミンシクっていうおっさんの味のある男優のファンだけど、ハジョンウはそれと同じような味もありながら若い先鋭的なところもあるね。韓国の俳優らしいって感じがするね。韓国映画に関心が無い日本の男性も、彼が出てる映画観たら、良いなあって感想持つと思うんだよね。でも、「国家代表」は観ないほうがいい、反日色が強いからね。純粋にハジョンウを堪能するんなら、「悪いやつら」とか、「チェイサー」「哀しき獣」なんかおすすめだね。
ハーモニー 心をつなぐ歌
人生経験積んだ、人生経験豊富な、年配の、30代から年配の、女性向け作品だね。人生について、人間的な友情とか、子供に対する愛情とかがテーマ。あの手この手で感動させられるエンターテイメント作品。養子縁組、死刑執行とか、色々な要素を詰め込んでる。囚人の母親的役の役者が見応え充分だよ。
★★☆☆☆ 2つ星
ここからネタバレ
てっきり、困難を乗り越えて最後合唱して涙で終わりってパターンかなと思って、途中前半らへんでダレてきちゃってもう途中で見終わろうと思ってたんだけど、映画中間で合唱が終わってから、養子縁組のくだりとか、コンクールでの囚人に対する人権侵害のくだりだとか、最後はみんなの母親的存在の人の死刑執行がきて、意外と面白く観れたな。
ナム二はすごいね。あの人が映画の見応えだったな。「怪しい彼女」しかり、名女優だな。ドラマ「思いっきりハイキック」でなんか下品なおばちゃんも演じてたけど、こういうヒューマンドラマはホント魅せるよな。心に伝わってくる。好きだね。
ユミ役の女の子がすごくかわいかったな。ショートヘアーがいいよね。彼女が心を閉ざしてたけど、触れ合いの中で徐々に心を開いて笑顔を見えてくる過程も見どころだった。あと、コンクールのとき、人権侵害のくだりで警察に服脱げって脱いでるところは、スタイルも良くてぐっときちゃうね（笑）
韓国映画って、こういう女性の友情とか、人生的な、感傷的な、センチメンタルなのって得意とするというか、良い作品多いね。「サニー」「怪しい彼女」もそうだったしね。今作も女性向けというか、人生経験積んだ、30代中盤以降の女性をターゲットにしてる感じがするね。色々人生の事情で囚人はみんなああやって刑務所に入ってるってところもね。
後半のコンクールのくだりとか、死刑執行のくだりも、感動をあの手この手で作為的に入れた、どうだ感動しろ！って感じで入れたって感じがしたな。まあそういう意味でもエンターテイメント作品ってことなんだろうな。
http://mouda.asia/file/parts/I0000150/3757229ab448d35de72167de29660dc7.jpeg
人生経験積んだ、人生経験豊富な、年配の、30代から年配の、女性向け作品だね。人生について、人間的な友情とか、子供に対する愛情とかがテーマ。あの手この手で感動させられるエンターテイメント作品。養子縁組、死刑執行とか、色々な要素を詰め込んでる。囚人の母親的役の役者が見応え充分だよ。
★★☆☆☆ 2つ星
ここからネタバレ
てっきり、困難を乗り越えて最後合唱して涙で終わりってパターンかなと思って、途中前半らへんでダレてきちゃってもう途中で見終わろうと思ってたんだけど、映画中間で合唱が終わってから、養子縁組のくだりとか、コンクールでの囚人に対する人権侵害のくだりだとか、最後はみんなの母親的存在の人の死刑執行がきて、意外と面白く観れたな。
ナム二はすごいね。あの人が映画の見応えだったな。「怪しい彼女」しかり、名女優だな。ドラマ「思いっきりハイキック」でなんか下品なおばちゃんも演じてたけど、こういうヒューマンドラマはホント魅せるよな。心に伝わってくる。好きだね。
ユミ役の女の子がすごくかわいかったな。ショートヘアーがいいよね。彼女が心を閉ざしてたけど、触れ合いの中で徐々に心を開いて笑顔を見えてくる過程も見どころだった。あと、コンクールのとき、人権侵害のくだりで警察に服脱げって脱いでるところは、スタイルも良くてぐっときちゃうね（笑）
韓国映画って、こういう女性の友情とか、人生的な、感傷的な、センチメンタルなのって得意とするというか、良い作品多いね。「サニー」「怪しい彼女」もそうだったしね。今作も女性向けというか、人生経験積んだ、30代中盤以降の女性をターゲットにしてる感じがするね。色々人生の事情で囚人はみんなああやって刑務所に入ってるってところもね。
後半のコンクールのくだりとか、死刑執行のくだりも、感動をあの手この手で作為的に入れた、どうだ感動しろ！って感じで入れたって感じがしたな。まあそういう意味でもエンターテイメント作品ってことなんだろうな。
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