総合格闘家の矢地祐介選手のyoutubeチャンネルで知ったのだが、戦国時代から一子相伝で現在まで伝わる戦場武術があるらしい。
武田信玄の側近の七家のうちの一つ、雨宮家に伝わる雨宮家伝体術、現在は影武流と名乗り世間に公開している。その伝承者の方の話が興味深かったので、感想とか思ったことを書いてみる。
一子相伝の理由については、昔は技術が外に漏れると、対策を打たれて危険が高まるため、長男一人だけに伝えることにした、ということらしい。現在は時代が時代だから、世間一般に公開することを決断されたようだ。
その伝承方法についてだが、口伝、体伝、心伝で伝え、書伝では伝えないと説明されていた。書伝にしてしまうと技術が流出する危険があるためだ。
ここで、体伝、心伝という言葉を初めて聞いて、非常に面白いなと思った。体伝はおそらく技術を体に伝えること、心伝は精神的な部分を伝えてゆく事なのだろうと思われる。
で、日本の歴史の話になるけど、太平洋戦争の敗戦とGHQの占領統治によって心伝の部分がかなり途切れてしまったんだなって思った。後世に何か残したいのなら、書伝、体伝、口伝も大事だけど、心伝もめちゃくちゃ大事ですよね。
あと、影武流(雨宮家伝体術)とロシア発祥の軍事格闘術のシステマの4原則がかなり似ている点も面白い。
影武流の4原則が、
・呼吸
・脱力
・姿勢
・調和
で、システマの4原則が
・呼吸
・リラックス
・姿勢
・動き続ける
なので、目指している方向は多分一緒なんだろうと思う。
システマの指導者の北川貴英さんが、フルコン空手世界王者の福地勇人選手の腹筋を破壊してたので、この4原則の理論はけっこう本物だと思う。
ボクシング世界王者の京口紘人選手や、K1世界王者の木村フィリップミノル選手のパンチよりも、システマの北川貴英さんのパンチのほうが明らかダメージ与えてたので、結構衝撃だった。
