今日は日曜日なので

家にいて

仙台のフィギュアスケートモニュメント除幕式とトークイベントをライブで見ました。

こうやって見せていただけて、本当にありがたいです。

いいお天気でよかったですね。

結弦くん除幕式の時は眩しそうだったけど、

モニュメントって、銅像?とかかと思っていたけれど、

パネルのような感じでカッコ良くて

よかったです。

トークショーも楽しく見ました。


記憶に残ったことをいくつか。
聞き覚えなので、細かい部分の違いがあったらすみません。

荒川さん「荒川さんが現役の頃、フィギュアスケートは欧米のスポーツというイメージがあった。
オリンピックは1枠しかない時代、でれたらうれしいという感じ。」

結弦くん「長野オリンピックに仙台から4カテゴリー出たことがきっかけになり、盛り上がって姉がスケートを始め、僕も始めた。」

荒川さん「オリンピックは心理戦」

結弦くん「公式練習は他の選手の演技をよくみる。お客さんの拍手とかで、他の選手の調子がいいことがわかる。」

荒川さん「なぜかイナバウアーという名称をよくおぼえてもらえたが、そることがイナバウアーだと思っている人が多くて…」

結弦くん「(オリンピックで衣装を青にすると勝つという)ジンクスはあった。ソチシーズンは
青でやろうと内々には決めていた。」

カナダに行ってどんな変化が?
結弦くん「近くに4回転をポンポン跳ぶ選手がいる。世界選手権で女子3位の選手もいる。レベルの高いチームで練習している。」

結弦くん「ジャンプを曲の流れの中でやるというのが、うまくはまったのが、パリの散歩道。

結弦くん「オリンピック、(のスケジュール)
睡眠時間が足りなくなる。」

「ソチの金メダル、ただびっくり。
自分の演技は手応えなかった中なので」

先日の世界選手権
「ショート5位、10ポイント差、かなり落ち込んだ。
(10点ならジャンプ一つでひっくり返せるのでは?)
今回のようなハイレベルな戦いだと難しい。」

仙台に帰ってくると
「今は外出することはほとんどない。
ゲームしてるか、寝てるか。
子供の頃は七北田公園によく行ってた。
帰ってくるとほっとする。
カナダはスケート重視。
家族がいると家に帰ってきたという気がする。

もうすぐ国別対抗戦、3日後公式練習がある。
練習させてください。

僕の練習は1日2時間くらいしかしない。
2時間であしがちぎれるくらいやる。」

(短時間で集中してやるという意味かな?)


ファンの方からの質問

毎日続けていること
荒川さん「スケートの練習を週5日でやる。
やり続けること。
無理をしなくなった。自分の身体を知っておく。明日へ繋がるような過ごし方。」

ホープ&レガシー、どこにインスピレーションを感じたか?
結弦くん「自然とか森羅万象を音楽から感じ取れた。日本の久石譲さんの曲で長野パラリンピックのオープニングの曲。僕がスケートを始めるきっかけとなった曲。」

得意なスケートの技を3つ教えて
結弦くん「アクセルジャンプ。トリプル、ダブルにかかわらず。
都築先生に教わってたころ、一時間中45分間アクセルジャンプの練習してた。

スピン。特にシットスピン。
僕は股関節が柔らかく、低い位置でできる。
曲に合わせやすい。

今はサルコウジャンプですかね。今はね。
エッジ系ジャンプが好き。無駄な力なく跳べるのサルコウとアクセルだけなので。」

最後に

荒川さん
「自分が打ち込めることを見つけて
自分で決めて、自分で終える。」

結弦くん
「フィギュアスケートはバランスがすごく難しい競技。その人その人にしかできない競技。

国別がもうすぐある。
荒川さんのありがたい言葉を僕も実践していきたいと思います。」


……書ききれていない分もありますが、
興味深い内容でした。



さらにもっとも心に残ったのは
モニュメントの除幕式での結弦くんのあいさつです。



「フィギュアスケートの競技はいつまでもずっと続けられることができるものではありません。
技術的な問題もあり、体力的な問題もあり、いつかは引退という言葉が来るかと思います。ただこういったモニュメントであったり、僕たちの演技であったり、そういった記録というものはいつまでも後世に残ってそして歴史として語り継がれるものだということをあらためてこの場にいて感じました。」


この言葉を聞いて、私はやっと
モニュメントの意味を理解した、という次第です。

結弦くんもいつかは競技を終える時が来る。

だけど彼の数々の素晴らしい演技はずっと
残っていくんだな、ということ。

まさにホープ&レガシー。

今はまだ途中なんだということも

すごく感じられたし、

まだしばらくは彼の競技を見られるんだということ、

そのしあわせをかみしめたいな、と思いました。