アイスジュエルズVol.03、購入しました。
今回も世界選手権後のインタビューがたっぷりとありました。
素敵です。
まず、真っ先に結弦くんのインタビューを読み、ハビエルのインタビュー、そしてオーサーコーチのインタビューと読み進めました。
結弦くんのインタビューでは、世界選手権での心と体のバランスがとれてなかったことが結弦くん本人の言葉で詳しく語られていて
試合直後に聞いた「心と体のバランス」という言葉が通りいっぺんにしか聞こえなかったことが、
今ようやくしっかりと理解できた気がしました。
いい演技ができる集中とは、精神状態と体の状態、このバランスが大切なのではないかと
昨年のNHK杯の時は、体と心の状態は、80パーセントと80パーセントだったと
グランプリファイナルの時は50パーセントと50パーセントでバランスが取れていたからいい演技ができたと
世界選手権では最初、体の調子が90パーセントくらいだったのが
期間中に体の状態だけ30パーセントくらいに下がってしまったと。
体と精神状態が同じように下がってくればバランスがとれていいけど、体の状態だけ先に下がってしまったと、
ショートの前に無理やり体の状態をあげることができたけど、それはいわば馬鹿力を使った状態
フリーでは体の状態が落ちて、集中状態はキープしたまま残ったので、この二つがあわなくなった
……難しいですね。
それとハビエルのインタビューも読みながらわかったことは、
結弦くんやハビエルくらいのトップ選手は
たとえケガしていても、態勢を整えて、演技をしてしまうということ。
もちろん、足にとってはいけないことなんだけど…
結弦くんもあの足の状態で、ショートはあの演技だし、
エキシも素晴らしい演技をした。
で、
今日本屋さんで立ち読みした「SPUR」の宇都宮さんの記事にも書いてあったように
結弦くんもハビエルのように公式練習を休んでいたら、(ハビエルは靴が合わず、できなかったのだけど)
もしかしたらフリーの演技、もっとできたかもって、思ってしまった…
でも、宇都宮さんの記事では、彼には練習をしないということは、できなかったと思うと。
うん、私もそう思う。
彼はできる状態だったら、できる状態だと思ったら、やるんだろうな、と思う。
「SPUR」の記事、1ページだけだけど、ほんと素晴らしい記事で、買おうかどうしようか迷っていると、一冊しかないその雑誌は、気付いたらなくなっていました。
なんか、ぐっとくる記事でした。
ぐっとくるといえば、「アイスジュエルズ」のこのお写真…
予告で見た時はそうでもなかったのですが、
今実際、手元で見ると
この表情…
でも結弦くんインタビューの最後には明るい言葉も。
「自分のこの性格の根源にある「勝ちたいという気持ち」は変わらないです。」
「もっと勝ち続けられるように進化できる可能性が見えたから、もっとスケートを楽しんでやっていけたらいいと思います。」
何か、見えたのかな…
とにかく、彼が本当に楽しんでスケートができたら、
それを見せてもらえたら、
それ以上嬉しいことはないな、と思います。
結局結弦くんのことばかり書いてしまいましたが、
ユースオリンピックのお写真なども良かったです。
アイスジュエルズ、ほかでは見られないお写真やインタビューがたくさんあり、見ごたえ、読みごたえ充分ですね。
そして
アイスジュエルズのお写真、どれも素敵だから楽しみにしています。