いろいろ書きたいことはあったのですが

4月14日の熊本で起きた地震以降、書けなくなってしまいました。

また大地震が起きてしまった…

被害がどんどん拡大している…


何を書こうとしても、「こんなこと書いてる場合か…」と思ってしまい、
その一方で、自分に何ができるかといっても、
せいぜいわずかばかりの募金をするくらいしかない。
ぼうぜんとテレビを見て、数日経ってしまいました。



Jsports4の世界選手権を録画して見ていました。
全演技全選手放送。
ひとりひとりの選手に対して丁寧な温かい解説は、聞いていて心地よかったです。
最近の演技は大技に挑む分、失敗した時のマイナスが大きく、成功した選手との点差が大きくひらいてしまうこと改めて感じました。

エキシ放送は、岡部由起子さん、アイスダンスジャッジの滝野薫さん、アナウンサーの小林さんの3人が演技を見ながらひとりひとりの選手の世界選手権振り返りというおもむきで、

結弦くんのレクイエムの演技を見ながらの岡部さん達のコメントが素晴らしくて、自分用に書き起こししました。

「すべては経験なので、それによって何を学ぶかということが大事ですね。」
   
「福岡のファイナルの時に少しお話することがあって、少し言葉を交わしただけで、普通の若者とちょっと違うなっていう、それが何なのかと言われると困るんですけど、やっぱり違うんですよね。彼の感性が、本当に説明しづらいんですけどやはり普通と違う…」

「そうですね、まずスケートを愛してるっていうのは、ここに出てきている選手全員そうだと思うんですけど、彼の素晴らしさっていうのは、
何を自分がすべきなのか、それはもちろんパフォーマンスそれから技術的なことっていうのもそうなんですけど、この演技見ていただいても皆さん感じてると思うんですけど、この演技をすることによって、人々に何を自分が表現したいのか、っていうところをわかっている。それをどういうふうに表現すべきかっていうのを考えた上でのプログラム作りをしているし、テーマがしっかり見えている。自分が今置かれている立場がどういうものでどういうことのためにパフォーマンスをするのかっていうのがわかっている若者って、
どうでしょう、素晴らしいですよね。」
「いないですよね。」

「伝えたいものがはっきりしているんですよね」

「やっぱりやっぱり、まれな、本当に、何万人に一人、何億人に一人の存在なんではないかなというふうに感じますね。」

「だからこれだけの演技ができるんですよね。」

「と、思っています。」

「本当に日本が誇れるスケーターの一人ですね。」

「そこに世界中の人たちが感動するんだと思います。」

「このプログラムにはいろんなメッセージいろんな人たちへのいろんなメッセージ、
それを伝えることがこのプログラムだったと思います。」

「癒されますね。」

「そうですね、それが一つのテーマ」

「この世界選手権は残念なところもありましたけど、今シーズンの活躍は本当に素晴らしかったですね。」
「本当にそうですね。」

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ここまで高尚な説明はできないものの、最後のほう「ゆづファンの集い  」みたいになっている…

でも本当に「自分が何をすべきなのか、何を表現したいのか、」わかっている稀有な存在。

そしてそれが、伝わってくる。

だからこんなにも彼の演技に心が動かされるんだ…とあらためて思いました。




「自分が何をすべきなのか」

これは永遠のテーマ

結局私は、月並みだけど、

自分の置かれた立場で、日々自分のやるべきことをしっかりやっていくしかないんだなと

あらためて思いました。



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