エピソード4
とうとうきてしまいました…
中国杯のこと。
とうとう本人の口からあの時のことが語られる…
と思っていたら
「大丈夫ではなかったです。」と言いながらも
あまりにもあっけらかんと話してましたね。
本人たちは脳震盪を起こしていない、ということがわかっていたから
この身体の状態で、どうやって点を取っていくか、ということのみ考えていたんですね、
あの時。
そう言いながら、
「自分でも不思議なんです
あの時、何で4回転回れたんだろう?
何で4分半あんだけ滑れたんだろう?
不思議でしょうがない」
言ってましたよね。
やはり普通では考えられないことを
やってしまっていたことには、違いないんですね。
あの時、現地で見てるほうは、
見えてることだけで判断すると
すごい勢いでぶつかったことと
かなり出血が見えたことで
こわくてこわくて、たまりませんでした。
場内にアナウンスはあったかなかったか、
あったとしても言葉がわからなくて
バックヤードの様子も見えるはずもなく
頭に包帯を巻いて出てきて
そのまま練習再開、滑り出したのを見て
また仰天するばかりでした。
練習の途中でリンクを見渡し、指を折って数を数えていた、そのことを鮮明におぼえています。
結弦くんの演技中は、
とにかく無事に、これ以上ひどくならずに終わってほしいと、願うことしかできなかった。
でも一番感動したのは、
あの状態でも、三連続ジャンプが決まったこと。


シットスピン、痛そうですね…
あの赤いファントムの衣装…
しばらく復活を望む声もあったと思いますが
本当に不謹慎かもしれませんが
あの衣装は頭の包帯と共にしか想像できなくて…



だから二度と見ることができないのも、仕方ないものだと思ってしまいました。
KENJIの部屋の感想というより、
今頃中国杯の感想になってしまいました。
話はどんどん進んで
理想のスケートについて
「アスリートっぽいジャンプ、スピンという
動きもあれば、逆にスケーティングだとか表現だとかステップだとか、そういうところってすごくバレエというかアーティスティックなところとか有るじゃないですか
そこを全部をアーティストにするわけではないけれど、フィギュアスケートのプログラムとして完成させたいんですよね。」
スピンだとかそういうものを全部表現したいんです
ちゃんと音に合わせたい
そうしないと気持ちわるくてできなくて
ジャンプするときもジャンプする前のタイミングとか
全部曲でプログラムの内容の中でぜったいにスケーティングからまたは表現から切り離されないようにっていうのは、ひじょうに意識してます。

けんじせんせいと、花になれを振り付けしてもらったことがきっかけで
自分の得意な動きをするんではなく、曲に合わせて振り付けをしよう
振り付けをしていただきたいなって思った
羽生結弦のこだわり
ひとつこだわり始めると止まらない、
完成形にさせたい
ジャンプについても、いかにきれいに跳んで
いかに体力使わないで、しゅっと跳んでぱっとおりるっていうのをすごくこだわるんです。
スケートについてのこだわりは、人より強いと思う。
ひとつひとつの要素ではなくて、
すべてにおいて。
…………
美しいジャンプがあくまでプログラムの
流れの中にある、結弦くんの演技の
魅力があらためて本人の口から語られた
と思いました。
とうとうきてしまいました…
中国杯のこと。
とうとう本人の口からあの時のことが語られる…
と思っていたら
「大丈夫ではなかったです。」と言いながらも
あまりにもあっけらかんと話してましたね。
本人たちは脳震盪を起こしていない、ということがわかっていたから
この身体の状態で、どうやって点を取っていくか、ということのみ考えていたんですね、
あの時。
そう言いながら、
「自分でも不思議なんです
あの時、何で4回転回れたんだろう?
何で4分半あんだけ滑れたんだろう?
不思議でしょうがない」
言ってましたよね。
やはり普通では考えられないことを
やってしまっていたことには、違いないんですね。
あの時、現地で見てるほうは、
見えてることだけで判断すると
すごい勢いでぶつかったことと
かなり出血が見えたことで
こわくてこわくて、たまりませんでした。
場内にアナウンスはあったかなかったか、
あったとしても言葉がわからなくて
バックヤードの様子も見えるはずもなく
頭に包帯を巻いて出てきて
そのまま練習再開、滑り出したのを見て
また仰天するばかりでした。
練習の途中でリンクを見渡し、指を折って数を数えていた、そのことを鮮明におぼえています。
結弦くんの演技中は、
とにかく無事に、これ以上ひどくならずに終わってほしいと、願うことしかできなかった。
でも一番感動したのは、
あの状態でも、三連続ジャンプが決まったこと。


シットスピン、痛そうですね…
あの赤いファントムの衣装…
しばらく復活を望む声もあったと思いますが
本当に不謹慎かもしれませんが
あの衣装は頭の包帯と共にしか想像できなくて…



だから二度と見ることができないのも、仕方ないものだと思ってしまいました。
KENJIの部屋の感想というより、
今頃中国杯の感想になってしまいました。
話はどんどん進んで
理想のスケートについて
「アスリートっぽいジャンプ、スピンという
動きもあれば、逆にスケーティングだとか表現だとかステップだとか、そういうところってすごくバレエというかアーティスティックなところとか有るじゃないですか
そこを全部をアーティストにするわけではないけれど、フィギュアスケートのプログラムとして完成させたいんですよね。」
スピンだとかそういうものを全部表現したいんです
ちゃんと音に合わせたい
そうしないと気持ちわるくてできなくて
ジャンプするときもジャンプする前のタイミングとか
全部曲でプログラムの内容の中でぜったいにスケーティングからまたは表現から切り離されないようにっていうのは、ひじょうに意識してます。

けんじせんせいと、花になれを振り付けしてもらったことがきっかけで
自分の得意な動きをするんではなく、曲に合わせて振り付けをしよう
振り付けをしていただきたいなって思った
羽生結弦のこだわり
ひとつこだわり始めると止まらない、
完成形にさせたい
ジャンプについても、いかにきれいに跳んで
いかに体力使わないで、しゅっと跳んでぱっとおりるっていうのをすごくこだわるんです。
スケートについてのこだわりは、人より強いと思う。
ひとつひとつの要素ではなくて、
すべてにおいて。
…………
美しいジャンプがあくまでプログラムの
流れの中にある、結弦くんの演技の
魅力があらためて本人の口から語られた
と思いました。