前の記事にも書きましたが、

結弦くんが金メダルを獲得した翌週から

仕事がもっとも忙しい時期にさしかかり

溢れる情報も追いきれていませんでした。

それでも、夜帰ってから、チラチラと

見たりしてたのですが

見ながらいろいろ考えてしまいました。

金メダルをとったら大騒ぎになることは

予想はしていました。

私は結弦くんの会見やインタビューで発言に

いろいろ考えてしまってました…

とくに金メダルをとったあとの記者会見で

「被災地への思い」や

「カナダに拠点を移したことについて」

聞かれて、それに答える結弦くんが

ひとつひとつ言葉を絞り出すように答えている

その様子からも

とても重いものを感じました。

その後、別のインタビューで

「(金メダルをとったことによって)これを

きっかけに、

ボランティアだとか、寄付だとかが増えた

ら、うれしい」

と語っているのを聞きました。

それを聞いてまたいろいろ考えてしまいました。

仕事をしていも、結弦くんの言葉が

ぐるぐると頭の中をまわっていました。




そうして、少し時間がたって

今思うことは

重いものを背負わざるを得ない彼の状況、

それを少しでも理解できたらいいなと。

本当は、そういうことを考えなくてもいい

のが一番いいのだけど

自分のことのみに集中できたらいいのだけど

彼はきっと、もう少し前に覚悟を決めたの

だろうと思います。以前の記事にも書いた

「Number846」にも、17歳の結弦くんの

言葉として紹介されています。

「オリンピックで金メダルを取るっていうのは

一つのスタートに過ぎない…」

そこから震災の支援活動もしていきたい、

という考えを当時から持っていたということ、

そして実際に金メダリストになり、

今まさに考えてきたことを

実行に移しかけているのですね…

彼の「有言実行」は有名ですが

ここまでとは


そう思ってこれまでのながれを見てみると

なんとも言えない思いです。


彼の覚悟を見たあと

自分はというと

自分の小さな存在は本当に何も

たいしたことは

できないけれど

自分のやるべきことをやりながら

できることを少しでもやれたら、

と思います。


さて、3月。

結弦くんは世界選手権に向けて

カナダへ帰って行きました。

多くのファンの方と同じように

早く帰ってくれて、ちょっとほっとしました。

このまま日本にいたらスケートと関係ない

ところで激しく消耗しますので。

そして私も世界選手権に向けて気持ちを

切り替えて、がんばりたいと思います。

これからも、変わらず

結弦くんを応援していきたい、と

改めての思いです。