model:yuka

特別出演:マンタ

 

Photoshopでフォトコンポジット(合成)「マンタに乗ってどこへ行く」

 

①まずモデルを背景から切り取る作業となります。

 

Photoshopの選択ツールは多機能です。自由に選択範囲を作れます。しかし選択範囲を解除するとせっかく作成した選択範囲は消えてしまいますので、アルファチャンネルとして保存しておきます。

 

【チャンネルとは?】

チャンネルは、Photoshopで開くあらゆる画像の基礎となるものです。Photoshopで画像を開くとき、画面上で目にするのは合成画像です。つまり個々のカラーチャンネルを組み合わせることにより、フルカラー画像をシュミレートしている画像です。

今回はRGB画像を使っているので、[チャンネル]パネルには、合成画像に続いて、レッド、グリーン、ブルーの各チャンネルが表示されています。

 

【アルファチャンネルとは?】

カラーチャンネルのほかに[アルファチャンネル]という種類の違ったチャンネルもあります。

アルファチャンネルとは選択範囲が格納されている場所です。

チャンネルパネルでは、カラーチャンネルの下に表示されます。

 

 

 

②アルファチャンネル

黒と白、黒と白の境界はグレー(半透明部分)で表されています。

 

 

③切り取り(クリッピング)を行なった結果。格子模様は透明、すなわち画素が存在しない部分です。

 

 

 

④同じようにマンタも背景から切り抜き、レイヤー機能を使って下から海、マンタ、モデルと重ねて行きます。

このようなレイヤー構造となっています。

個々のレイヤーの微妙な色調整を行って完成です。

 

フォトコンポジットの参考にしてください。ではまた。