ブログを書いていなかった4年半の間に

経験したこと。



長女の中学受験です。



私の看護師国家試験と同時進行で

一緒に合格を目指して勉強してました。



過去のこのブログを遡るとわかるのですが

長女が小1のときにはすでに

中学受験を意識していました。


なぜそんな早い時期から

中学受験に執着し

拘ったかというと



自分に学歴がないからです。



子供には

一人で生きていく力をつけて欲しい。



自分が大学に進めないとわかったときから

考えていました。


前にも書きましたが

実家は訳アリ貧乏でしたので

大学に行くという選択肢は

私にはありませんでした。

高校は進学校だったのですが。

ここは語り出すと尽きませんので

また改めて書けたら。



話を戻しまして

長女の中学受験

結果的に

私はやってよかったと思っています。


自分で選んで目指した学校

楽しいことばかりじゃない

悩むこともあるんだろうけど

すごくいい経験をしてるな

と思うのです。


だけれども

わが家の中学受験の過程は

とてもじゃないですが

ほめられるものではありませんでした。

反省しかありません。



中学受験というと

偏差値の高い学校を目指す!

というイメージが私は強くて。

偏差値至上主義で生きてきたと思われる

自分世代・・・


そう思っていたので

志望校を決定するまで

いや合格するまで

私も苦しかったし

それに巻き込まれた長女は

もっと苦しかったと思います。


だって大嫌いな勉強を

強要されてたのですから。



わが家は偏差値ではない

中学受験をしました。



この偏差値ではないというフィルターを

外すのが大変でした。

誰がって、母親である私が。


毎週行われるテストの偏差値や

塾のクラス、席順に

翻弄される毎日。

主語は私。母親が、です。


なのに長女は全然勉強をしない。


初めて見る偏差値に

驚き、落胆したのも事実。

これも母親である私が。


小さい頃から公文もやってたのに

あれだけ勉強してきたのに

私は負けず嫌いな性格だから

何くそっと思って勉強をやるタイプなのに

なんでできないの?


私は長女のことを

自分の分身だとでも思っていたのだと

思います。

今思えば立派な教育虐待。


でも渦中にいると

気づけない。

子供のためと思って疑わないですからね。


こんな風に当時を振り返り

今更ながら反省して

あんな子育ては絶対にしてはいけないと

思えるようになったのは

少しだけ自分に余裕が出てきて

子供たちと話をすることが

できるようになったからでしょうか。


母親をもう15年近くやっていても

未熟者で情けなくなりますが。


当時の子育てを

反省したからといって

やり直せるわけではないので

子供たちと今を楽しく過ごせるようにする

そこに注力しています。