今日はいよいよラスト、中での様子をお伝えします。
セレモニー中は撮影はできないので私のつたない説明ですが、想像をふくらまして読んで下さい。
参加者がロッジに入ると真っ赤になった溶岩が
ドンドン運ばれてきた。運ばれてきた溶岩ひとつずつにセイジの葉をかけ、松木さんがラコタ語(?)のお唱えし、溶岩を清めます。
5~6個くらい積まれたところで清水がかけられ、むせるような水蒸気が一気に立ち上る。
室内の温度も一気に上昇。
そこで入口を封鎖。
水は容赦なく、溶岩にかけ続けられる。
真っ暗なロッジの中が尋常じゃない温度まで一気にあがり、毛穴という毛穴から滝のように汗が噴き出し、暗いし、熱いし、息もままにならないので一気にパニック状態に陥った。
(これは胎児が生まれる前の最初に襲われる
陣痛を味わう時のパニックの模擬体験らしい。)
「そういえば、私サウナ嫌いだった」
…なんてこと今更思い出す。
そんなパニックの最中、松木さんとアシスタントがラコタ族の歌を腹の底から歌い始める。
「呼吸だってままならないのに、なんでこんな状況で歌えるのか?」驚きつつもこっちも歌自体知らないけど、とにかく声を張り上げ、適当に合わせて歌ってみる。
もう必死です。
すると不思議、少し気が紛れた。
呼吸が少し楽になった…
でもやはり熱いし、暗いし、息苦しい。
「もう限界!」
「途中脱落でいい、外に出たい!」
と思ったところで1ラウンド目が終了。
…まるで心の中を読まれたかのよう。
入口の布がまくり上がり、
外の冷たい空気がすぅーと入ってきた。
我に帰る。
パニックもおさまった。
(本当に陣痛の中休みみたいな感じ)
これが合計4ラウンド続く。
ラウンドの合間は不思議と熱さでムンムンするロッジの中がなんだか居心地よくなってくる。
昔からサウナがある理由がなんとなく
理解できたりして(嫌いなくせに)。
2ラウンド目はお祈りのラウンド、
3ラウンド目はお祈りを天に送る儀式、
タバコのパイプを回す。
その合間にも溶岩はドンドン足され、
ロッジの中はもっと熱くなっていく。
最後のラウンドでは溶岩が山積みになり、
生き物のように溶岩が音をたてる。
鳴き声のような聞いたこともないような音を、
暗闇の中で真っ赤に光りながら。
尋常じゃない熱さではじまったのに
それをはるかに超える熱さに達してきた。
熱気が痛い。肌も喉もとにかく痛い。
そんな最後のラウンドで不思議なことが起きた。
松木さんが歌いながらふっていたマラカスから閃光のような光を放ち、人が移動することができない空間なのに、あっちこっちでピカピカしはじめた。
「松木さんはあそこに座っているはずなのに…」
…熱いが気は確かである。
そんなよくわからない現象を不思議に思っていたところで出口が開き、順番にみんな外へ出た。
夜中の4時近く、暖冬とはいえ冬の夜空。
みんな冷たい空気に触れて全身から湯気が
もうもうと上がる。
あの光がなんだったのか、祈りは届いたのか、
スエットロッジのセレモニーがなんなのか、
答えは何ひとつわからないけど、とにかく終わった。プロセスに任せて判断することは控えよう。
ただ、終わってみて感じていることは、
「なんかよかった」。
翌日の参加者の顔をみても、皆いい顔してた。
きっと何かしらのプロセスが動き始めているのだろう。
少し、感覚を説明するとしたら日常から非日常への体験は日常で知らず知らずに固くなっていた自分をゆるめてくれた気がする。
この感覚もきっと風化するだろうが、enjoyしよう。
ひとつ言うなら、クリエイターや経営者にはこんな非日常的な体験はとてもいいのではないかと思う。ゼロからイチを生み出すにはあんなギリギリな感覚を体験はGoogleやFacebookなどが瞑想を積極的に取り入れているのと同じくらいに何かプラスに働く気がする。
社長、いかがでしょう?
以上、伊藤の「TRY!KOORI Project -ラコタ族の
スエットロッジ体験について-」でした!
…蛇足ながら
一夜明けての様子も…
写真ではわかりにくいかもしれないけど、
結構な高さまで積まれてます。
(後ろ姿ですみません!)
大量の溶岩が真っ赤になるまで焚き火を燃やすのは結構な技術が必要だとか。しかも焚き火の勢いは溶岩を取り出すのに10秒以上かかると顔とかヤケドしてしまうほど。こちらも熱さとの戦いである。
さすがです!クリクリした目は松木さんのアシスタント「めぐみ」ちゃん。このひと、ラコタ族の歌を歌うとスゴイんです!
1ヶ月に1回はスエットロッジに入りたい。
熱くなった途端、後悔するのだろうけど…



