いい家を建てることは難しい不動産業者の手のひらの上で、お客は踊る。売り手と買い手の情報格差をなくすために。私がこの業界に足を踏み入れた20数年前、当時の不動産屋といえば、「ピンストライプのダブルのスーツにヨーロピアンの靴、色つきサングラスをチラチラ傾けながら、アヤしい話をするただのチンピラ」というのが定番でした。ヘンな風体で、お客さんをナメきったような(実際、ナメていましたが)営業マンが多かったわけですが、バブルの崩壊を経た現在でも、残念ながら我が業界には、そんな悪しき体質が根強く残っています。