入院から5日目。出国前日、NICUに行くと自発呼吸が安定してきており、翌日には人工呼吸器も外れるでしょうとのこと。

看護士さんから、「パパさん、明日が出国なのですよね?良かったら抱っこします?保育器の中ですけどね。」と言われ、初めて我が子を抱っこ、というよりは手で持上げた形に。
半年後にこの子がどうなっているのか、色々思いを巡らせNICUを後にした。

妻の入院する産婦人科に立寄り、状況を伝えて、成田のホテルへ。しばらく会えなくなるのに「じゃっ!」って一言でドライに別れる感じが面白い(笑)

全く平気だと思っていたが、いざその日が来ると寂しいもんだった。成田のホテルでの夜は、猛烈な寂しさとの戦いだった。

夜が明け、遂に空港へ。

荷物預入の際、大きい方のキャリーケースが36キロもあり、超過料金3万円になると言われてしまった。前日に突っ込んだ大量の味噌のせいだった(笑)

33キロ以内にすれば超過料金6千円で済むとのことなので、小さい方のキャリーケースが19キロだったので、そちらへ3キロちょっと中身を移動。

その他は特にトラブルなく、JAL725便で快適な空の旅を満喫。
JALは液晶ディスプレイが綺麗で最高。
映画を2本とバラエティ1本を鑑賞した。
また、機内のトイレがウォシュレットなことにも感動!

スカルノハッタ空港に到着し、イミグレがめちゃ混みで通過に1時間以上かかった。事前にビジネス317のVISAを取得しているためか、イミグレでは何も質問されなかった。

さぁ、難関の税関。この手荷物の中には大量の食材が詰まっているため、見つかったらどうしようと内心ビビリまくっていた。
が、呆気なく通過(笑)

運が悪いと捕まって、税金を払わされるみたいだが、本当に運が悪くないと捕まらないでしょうという感じだった。

ゲートを抜け、携帯のSIMカード購入と日本円からルピアへの両替を済ませた。
当面の生活費と、年契約のインターネット料金支払いのため、30万円を両替したら、見たことない量の札束で返された(笑)
ハードカレンシーの国だと現金で苦労するとは聞いていたが、この事なのかと早速実感した。

ブルーバードタクシーの横にあるシルバーバードタクシーを捕まえようとしたところ、変な奴に
「タクシー必要?サヒッドジャヤホテルなら25万ルピアで前払いだよ。こっちこっち!」
と半ば強引に無名タクシーに連れて行かれそうになったので、「シルバーバードしか乗らん」と断ると「同じ同じ!」と返された。
「シルバーバードを予約済だから、君のとこは使わないよ」と伝えたところ、あからさまに嫌な顔をされたがその場を切り抜けられた。

シルバーバードはベンツ車両で、ドライバーも英語堪能で快適だった。ちなみに空港からサヒッドジャヤホテルまで、シルバーバードタクシーで24万ルピアだった。さっきの強引客引きタクシーで言われた金額より安いじゃん!アイツどんだけボッタクリだったんだ(笑)


そんなこんなで無事にホテルへ。

さぁ、遂にジャカルタ生活が始まる。
頑張っていこう!