ひな鳥が飛ぶ練習をするように
飛び出して行っては失敗して戻るを
何回か繰り返して
君はまた無口になった。
美味しい!と嬉々として食事していた姿は
いつしかなくなって
そろそろ飛び立つ準備をしているんだね。
赤ちゃんの頃から君を知ってるから
いつだって別れは寂しい。
親としての心構えを何度もなんども
繰り言のように練習するよ
良かったね!がんばれよ!
その一言を言うために
君の言葉を待ってるけど
君がなかなか言いださないのは
私の顔色を伺ってくれているんだろう。
それでも、
君はいつだって自分の好きなように決めて
自分の道を選んでいく。
今度はこう付け足すよ。
世の中そんなに甘く無いぞ!
自分の責任で自分で始末つけて
世の中の厳しさを噛み締めて
世の中なめんじゃねーぞ!
