ダイヤモンドを買う際には、なるべく美しい輝きで不純物の入っていない物が欲しいですよね。
ある程度の品物には、ダイヤモンドに「鑑定書」がつきます。
見たことのない人にとっては、難しいことのように思えますが、ポイントを押さえれば、誰でも簡単に、良い品物を見分けることができるのです。
まず最初に、ダイヤ鑑定の基本である、4Cからご説明しましょう。
「4C」とは、カラット、カラー、カット、クラリティ(透明度)です。
例えば、カラット数が多ければ多い程いい品物と思いがちですが、冒頭にも書いたように、ダイヤモンドは、<輝き>と<どれだけ透明度が高いか>が重要です。
つまり不純物がより少ない原石であり、カットの技術が優れている物であるということが、良いダイヤモンドを選ぶ大きなポイントになります。
ですから、カット、カラー、クラリティ、カラットの順で選べばいいわけです。
宝石店には、必ず、良い品物には、きちんとした場所で発行された鑑定書がつきますから、いくつか出してもらって比較し、自分の目で見て選ぶことができます。
一般的には、透明度が高いものが人気であり、価値も高いですが、コレクターの中には、自然に発色し、黄みがかった色やブラウンのダイヤが好きな方もいらっしゃいます。
その場合は、カットの技術がExcellentのものを選ぶといいと思います。
他にもブルーダイヤやアイスブルーダイヤ等、人工的に色付けしたものも、美しいです。
その際にも、鑑定書を見るためのポイントを押さえておけば、自分がどんな品物を買ったのかが納得できるはずです。