ペテン師がペテン師と言う.

　このニュース記事の率直な感想.

　「ペテン師がペテン師と言う.」に尽きるなぁ.

　記事の中で、『.これはある意味で政治家同士だから口できちっと約束したことは守る。あたり前のことです。それができなかったら、ペテン師です』とあるけれど、別に政治家同士に限ったことではない。政治家の国民（市民）に向けた口約束も同じこと。

　鳩山前首相は、沖縄の在日米軍普天間飛行場の移設問題においては、「腹案がある」と口にしながら、結局は場当たり的な案だけで行き詰まり退陣した。

　そして、退陣直後には今までの自民党政権（安倍、福田、麻生各元首相）とは違うとばかりに「次期選挙には出馬せず政界引退する」と公言しておきながら、間もたたずに "政界引退を撤回" 。

　我が身を振り返らずに、人のことをペテン師と言ってしまうあたり、鳩山前首相の神経にはあきれてしまう.

　頼むから表舞台には出てこないでくれ～～～


　鳩山前首相に限らず、日本の政治は首相の職を辞した後も国会議員であり続けるのが常だよなぁ.最近では、小泉元首相くらいが首相を辞したあとに政界引退したのは.

　首相にリーダーシップを求めるのであれば、まずは首相経験者を議員という身分から排除すべきだと思うなぁ.

　単なる御意見番であるのであれば、政党の顧問で十分.

　政治のトップを辞しも議員であること自体が、リーダーシップのない首相を生みだす一因だと思う。