Malus × domestica

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更新の閑古鳥
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王国アルカディアはまさに"理想郷"との名を取るにふさわしい場所。其れは人間だけで無く、異界人にあれ同じ思いだった様だ。

祖国"EDEN"崩壊後行き場をなくした異界人セラフィム、彼等は祖国に対する愛国心、そして執着心が異常に強い。彼等の司令塔「黙示録」は祖国を無くし転々と散らばった彼等を集め朗報を流す。其れがかの理想郷"アルカディア"の平穏が砕かれる事になる.....

「人間の王国アルカディアは我らが祖国EDENに近し場所。時空を超えその地に降りて我らがEDENの復活を成し遂げん。我らが"水晶"の導きのままに」

此れが現在より、十年前の出来事──

────筆者不詳 手記より


【世界観詳細】
世界観①国、種族設定

【王国アルカディア】
時代や景観は中世ヨーロッパを連想させる。
自然豊かで資源も豊富、特に此の国の鉱山では稀少とされる鉱石が多く取れることで有名な栄えた国。まさに国名の意味"理想郷"にふさわしい王国。
元は国民は"人間"のみで王政を取っていたが、"セラフィム"の襲来により今では"黙示録"の支配下、国の指揮は無論"セラフィム"側でほぼ国王等の政治的権力は無いも同然。

【失われし故郷"EDEN"】
"セラフィム"の失われし故郷。
自然豊かで白を基調とした神殿が並ぶ美しい場所で多くの場所で多くの宝石が所々に眩過ぎる程埋め込まれていたという。大地の質や雰囲気がアルカディアに酷似していたとの事。

【異界人"セラフィム"】
異界出身の翼を持つヒト型の生物。空を飛ぶ事が自在に出来、身体能力や自己再生能力が高いのに加え、個々に異能力を持つ。
失われた故郷"EDEN"への執着心が強い。
心臓を突かれても亡くなる事は無く、彼等の急所は翼。翼は所謂「水晶"チャーム"」の集合体の様な物で片翼が捥がれれば能力が半減したり不安定になり、両翼が捥がれれば命を失う。"ノーマン"から「侵略者"エイリアン"(蔑称)」と呼ばれることも。

【人間"ノーマン"】
所謂普通の人間。生身では異界人との力の差は歴然である。が、"ノーマン"に「水晶"チャーム"」を融合させ異能を扱える様になった者は別名「水晶保持者"ルイン"」と呼ばれる。"ルイン"は異能力を得るだけで無く、"セラフィム"にはやや劣るが単なる"ノーマン"とは遥かに身体能力も合わせて向上する。

※「水晶"チャーム"」については世界観③の方で追記があります。


世界観②三団体

【黙示録テーゼ】
"有翼種セラフィム"を教徒に持つ大教会団。セラフィムに取っては政権であり象徴。
盲信する者程祖国"EDEN"に異常な執着心を抱き、"ノーマン"排除を執拗に願う模様。

【八芒星警備隊オクタグラム】
"黙示録テーゼ"から認可が下りた、"ノーマン"と"セラフィム"の混合警備隊。二種族の共存と安寧を図る者達への為に作られた隊でアルカディアの治安を守る所謂警察。とある"セラフィム"曰く"先住民ノーマンへの慈悲深き措置"、だが実質"セラフィム"側に有利な条件で動かざる終えない。セラフィム"の王国支配後、アルカディア騎士団も合併された。八芒星のワッペンが隊員の証として着用を義務付けられている。

【解放軍バスターズ】
黙示録のアンチテーゼ"反発"を掲げる集団。祖国支配からの解放を目指す目的を持つ。
「水晶"チャーム"」の融合をノーリスクで可能とする研究が此処にて完成しており、"ルイン"が多く存在する。


世界観③用語

【水晶"チャーム"】
アルカディアで獲れる稀少な鉱石の中でも一際珍しいもの。此処ではただの水晶で無くその内部にプリズム光を宿し、強い生命エネルギーが含まれた塊の事を指す。別名「チャーム」とも呼ばれており様々な色合いがある。"セラフィム"襲来後、"解放軍"の研究者達は水晶を人間は融合させる事で、融合された人間は変異が起き、高い身体能力と何らかの異能力を得る事を発見(水晶と融合した彼等はルインと呼ばれる)。初期のルインはエネルギーの高さのせいで身体の一部等に異常や副作用が出たものもいた模様。また融合方法を知るのは解放軍研究者のみである。また"セラフィム"の生命の源とされる翼は実は水晶。元の使用方は単なる鑑賞や装飾具用だった。