アイドルが好きな方には失礼します。
事実と見当違いなことを書くかもしれません。
私は男ですが、正直アイドルというものがあまり好きではなく、加えて未だにアイドルになろうという現代の女の子があまり好きではありません。
昨今、テレビやネット等のメディアでアイドルグループやダンスパフォーマー、イケメン俳優や天才子役など、華やかで大衆の喝采を浴びる活躍をよく目にします。
それを見て育ってきている青少年たちが、アイドルをはじめ様々なオーディションを受けることが多くなったと思います。
私は写真業をしておりますが、現にオーディションやプロフィール用に写真を撮ってほしいというお客様は増えました。ありがたい限りですが。
しかし・・・
どうしてそんなにアイドルになりたいのだろうと考えてしまいます。
私自身の感覚がじじ臭くなってしまっているのかもしれません。
プロのダンサーや俳優・女優を真剣に目指そうという若者たちはまぁいいとしましょう。
ダンサーは年齢的体力的に限界がありますが指導などはしていけますし、俳優業女優業は一生モノの仕事になると思います。
しかしアイドル・・・?
アイドルになった後って・・・
なにも無い気がします。
中には、アイドルを引退し事業を成功させたり、なんとか女優業やタレントのようなものをやっているトップアイドルなんかもいます。それもほんの一握り以下です。
将来の就職を考えて早々に引退する先を考える人もいます。
きちんと先を見ると、アイドルになるのはあまり得策ではないと考えますが・・・
おっさんには関係ないじゃん!
こっちはやりたくてやってるだけなんだし!
べつにおっさんに理解してもらわなくても好かれなくてもいいし!
と言われそうですね。ごもっともです。ははは・・・
しかしながら…現在の日本社会はアベノミクス効果云々で景気が回復傾向にあると言われたりしていますが、まだまだ不景気です。
月並みではありますが、日本は世界と渡り合えるような農業や科学技術や工業を発展させ、世界を相手に商売をする。そうして雇用を増やして景気を回復させる必要があると私は考えます。
アイドルが増えても景気は回復しません。
ですから、アイドルにとにかくなりたい! という女の子たちには少し残念な気持ちを持たざるを得ないのです。
近年、女性が様々な仕事の活躍の幅を広げる現代社会においてアイドル業を選ぶというのは日本にとって非常に生産性のない残念な進路だと思います。
もしかしたら新しい画期的な農業を女性が発展させることができるかもしれない。
もしかしたら素晴らしい科学技術を女性が発展させることができるかもしれない。
若い世代にはそういった期待もしているのです。
なので、アイドルになりたくて視野が狭くなっている若者に対しては残念でなりません。
本気でアイドルを目指している若者には、見守っている家族や友だちは「がんばれ」と言って見守ることしかできないですから。
