熊本地震から既に約8ヶ月が経過しており、また土曜にもかかわらず工事を行っている方もたくさんいらっしゃいましたが、傾いたままの電柱や解体されていないままの家なども多く目立ちました。
僕はKontiの派遣に参加するのも、災害により大きな被害を受けて間もない土地を訪れるのも初めての経験で、被害の大きさに衝撃を受けたました。
午後は西原村にある被害を受けたお家の片付けのお手伝いをしました。お家の目の前にテントを立て、家から家財道具をそのテントに移動させる作業をしました。
お家の方から被害の深刻さ、辛さなどを直接うかがい、目の前に広がる崩れた森林などの風景を観ると、微力ながらでもできることを人々のためにしたい、こういった活動はこれからも継続し続けるべきだなと強く感じました。
(発達科学部1年 塩山泰誠)
今日は午後、西原村で解体前家屋の片付けを行いました。家主の方からは、築3年のまだ新しい家を解体しなければならない話や、阪神淡路大震災と熊本地震のどちらも経験した話などを聞きました。
その方は終始明るく振る舞おうとされておられましたが、話の節々からは家を失うことやどうしようもない自然の脅威に対するぶつけようのない悲しみや怒りを感じました。
熊本全体の復興がすみやかに進むことはもちろん大切ですが、一人ひとりの感情に対しても、真摯にかつ継続的に向き合い、被災された方の痛みを取り除いていく必要があると感じました。
私達だからこそできるアプローチを通して、少しでも力になりたいと強く思いました。
(経営学部1年 御手洗剛)