超地域密着グルメ漫画、札幌乙女ごはんのTV放送がスタートしました。

札幌にきてすぐに書店で買ったのがこの作品でした。結構ファンなのですが、なかなか続き出ないなと思ったらTV化!これで人気に拍車がかかるといいなあ。

札幌乙女ごはんとは三人のアラサー女子の日常を中心に、市内の有名店や観光地などを紹介する漫画です。

 

主人公の早織は旅行会社勤務の29歳。6年間付き合ってた彼氏に、別に好きな子ができたから別れようと切り出されるところから物語は始まります。「早織と違ってあぶなっかしくてほっとけない」とか言われてしまいますが、早織も結構あぶなっかしいタイプだと思うのですよね。

不器用で、それをカバーするために一所懸命なのだけど、から回るという。そういう人って得てしてしっかりしているとか思われるのかもしれませんが。貧乏くじを引くタイプ。

 

二人の友人と札幌のおいしいグルメの助けを受けて彼女は失恋のショックから立ち直り、職場の先輩とちょっといい関係になったりしながら物語は進んでいきます。

 

この漫画の良いところはグルメ漫画と言いつつ、グルメが押し付けがましくないこと。美味しんぼとかは私も好きなのですが、あの漫画は紹介する料理がメインでそのためにストーリーを作っています。一方、札幌乙女ごはんは3人の女子の日々というストーリーをメインにおき、小道具や背景として食べ物がでてきます。それがむしろ日常使いできる札幌のお店としての愛着を掻き立てるのだろうと思っています。

 

コミックスは2・3年前から発売されていますが、この春からUHBで毎週水曜21:54~放送中です。公式サイトで1話分のコミックスも読めますので、TVを見て興味をもったら、原作もぜひ! http://www.dybooks.jp/otomegohan/index.html