緊張します。宜しくお願いします。
※ 文中に登場するバニラさんに関する記述は、完全に架空です。本人はこんな暗くて幼稚な根性ではない一般的な大人です ※
私の声はkrogには届かなかった。
気付いてもらえなかった事と、不本意に独り言のようになってしまった事が辛くて、自分が必要とされていないような疎外感を感じる。
それから、楽しそうに輪を作って喋る他の同乗者たちの存在。
彼らと自分を対比させてしまう自分自身。
外の景色を眺めて時間を潰そうにも、外は生憎の天気。真っ暗な雨をいくら眺めたところで景色は同じだ。
窓をつたう雨の色が、血のように少し赤く見えるのも、雨の音が女のうめき声に聞こえてくるのも、今の私が殻に閉じこもって暗く病んでいるからと自覚させるようであり、さらにこの疎外感が逃れようのない現実であることを突きつけるかのようでもあった。
1人で不安な私の唯一の知り合い。
この場に知り合いの居ない私は、彼女に頼る以外にコミュニティに溶け込む手段を持たずに乗車したのだ。
彼女との繋がりだけが、この孤独な現状からの逃げ道。
例え、彼女が三十路でも。
「クロちゃん…。」
もう一度krogに目をやるが、奴はいつのまにかヘッドフォンしてやがった。
心の中で沸き起こる殺意。
何コイツ。
私が話しかけた後に、ヘッドフォンで私とのコミュニケーション手段を意図的に遮断しやがって。
このツアーに私を誘ったのはあなたでしょ?「私が皆を紹介してあげるから大丈夫だよ」って言って。
私はアディダスのリュックからウサギのぬいぐるみを出し、端っこでボコボコにした。
ネカマ14歳は端っこ大好き。
ふと気付くと、こちらなどチラリとも見もしなかった仲良しグループ連中の視線が、私に集中していた。
見られた。
「こわ…」
「え、あの子…大丈夫…?」
「ママカジ…?」
そんな声が聞こえた。
もうだめだ。
「こなbんは!¥」
・・・!
こちらに視線を向けた仲良しグループの中の一人で、シンプルな髪型の男が話しかけてきた。
「自分はジュスピアといいます。あなたも自分達と一緒に話しませんか?(´ー`)ノ」
彼は、彼の背後で私に怪訝な視線を送る仲間たちを気にも留めていない様子だった。
私にはそんな彼が、とても社交的で、誰に対しても友好的な人柄のように伺えた。
初めは私を警戒していた彼の仲間達も、ジュスピアが私と普通にやりとりをしている所を見て、安心したように輪に入れてくれた。
私は彼に感謝した。
「私はバニラです。宜しくお願いしますね(^^」
緊張しながらの作り笑顔が精一杯だった。初対面の皆様に対するご挨拶、人見知りの私は必死だった。
「ふふ、バニちゃんよかったじゃない、お友達が出来て。」
そんな必死な私の神経を逆撫でるかのように出た、「みなさまの無責任三十路」。
幹事くさい立場でありながら、皆をまとめることも、自称・孤立無縁美少女の面倒を見ることもせず。
みんなの中心になってひっぱっていくべきなのに、一人で自分の好き勝手している「みなさまのkrog」。
あなたが何もしてくれないから、私はジュスピアさんに手伝ってもらって自力で仲間に入れてもらった。
なのに今更現れて何?
そもそもあなたがしっかりやってくれさえすれば、私はあんな寂しい思いをする事もなかった。
「クロちゃん…さっき私の言った事シカトしましたよね?」
私は怒りの矛先を本来向かわせるはずであったkrogという場所へ向け、導火線に火をつけた。
さっき誤爆射撃したウサギのぬいぐるみは既に、お近くのエチケット袋へ。
「シカトしてないよ~。それより、ちょっとバニちゃん目ーつぶってほしいかも。now。」
そう言うと、krogは私の鼻に何かを詰めた。
「見てwwwwww コイツ鼻の穴にパチンコ玉入れるの超似合うwwwwwwwwww」
「ちょwwwwwwww クロさんちょーうけるwwwwwwwww^b-^;;;;」
「Σ(’’ ホントだ、似合う!(は(何」
突然の事できょとんとしていた私の周りでは爆笑が起こっていた。
…私は笑いをとったのだろうか。
笑われたのだろうか…。
いじられキャラに確定した音が聞こえる。
―――バスは荒野をひた走る。雨の荒野をひた走る。
バスは行方の知れない道を明日も明後日も走るのだ。
窓をつたう雨足は、やはり赤い。
でもきっと気のせいだ。
明日になって雨が晴れれば、そんなネガティヴな事も全て忘れて、ここの人達ときっとうまくやっていける。
ジュスピアさんが居なかったら、私は一人でグズったままだった。ありがとう。
明日は何があるだろうか。
もしかしたら良い事があるんじゃないかな。
krogは最後列からトイレットペーパーをロールで投げてくるけど。
ここには新しい友達。
レナさんは私の前に。
まほラさんはなしこさんの隣に。
ウラさんは私の後ろに。
私は、ジュスピアさんの横に。
トンネルで潰れたセレは屋上に。
「あ・・・ちょっと漏らしちまった」
(つづく)
俺の人生バイトじゃねぇ!勉強だ!
がたんごとん・・・・・・。
今日も変人たちをのせてこんそめバスは荒野をはしる。
がたんごとん、どんがらがっちゃ・・・・。
バスっぽくなくてもコンソメ的発想でそこはスルー。いやむしろ、ウナギっぽいウサギ。
今日は晴れ。
バスに男女数名、否ネカマ多数。
いったいどうすればこの中からカップルが生まれるのだろうか。
いや、そんな事はどうでもいい。
問題は・・・・。タダ1つ。
いったいこのバスが動き出して何日目だろう。
もうそろそろ限界だ。
みんなは何も思わないのだろうか。
―――――私だけがあせってるのか。否、私は正常だ――――
このなんとも形容しがたい、この先バスを降りなければ待ち受ける恐ろしい結末。
思うことはタダ1つ
と、、、と、、、、トイレにいきてぇええええ!!!!!!
眠い ホント眠い
がたんごとん―
意味深な音を響かせながら、バス?は進んでいく・・・
バスの中には男女が・・・
何人か 乗ってるみたいだけれど、人数なんて私には分からない。
――だって私は 屋根に居るから。
・・・ ・・・
がたんごとん―
バスの中には男女が数名――
バスの外にも男女が数名―― 改め、約一名が乗っている。
「どうしてこんなことに・・・」
話し相手もいないので、運転手に話しかけてみるけれど――
外は生憎の天気。
降りしきる雨と小うるさいワイパーの所為で、私の声はとどかなかった。
Threnodyの旅は続く
というか最初に投稿とか晒し者ですよね
がたんがたん―
でこぼこの激しい荒れ道をバスは進んでいく・・・
バスの中には男女が数人・・・年は20前後の人が多いだろうか。
中にはあきらかに30を超えているように見える女性もいる。
「どうしてこんなことに・・・」
窓からうつろな目で外を眺めながら少女がつぶやいた。
設定上永遠の14歳・・・とても美人でかわいらしく頭も良くて真面目で礼儀正しくて面倒見がよくてツンデレでネカマでおしとやかで笑顔の素敵な少女・・・・バニラ。
ネカマというのは彼女の生まれた土地の古い言葉で「強く美しき者」という意味らしい。
「私は狩りがしたかっただけなのに・・・なんでこんなことをしているんだろう・・・」
突然友達のkrogに呼び出され、この旅に同行させられることが決まった。
どうやらこの旅は出会いを求める男女が集まるツアーらしい・・・うん、ある意味出会い系。
そしてカップル成立するまで旅をやめることはできないという、もう詐欺としか思えない手口・・・
しかも集まった人間は一癖も二癖もありそうな人ばかりだった。
バニラは周りにいた人達の会話に耳を傾ける・・・
「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「unk!unk!unk!」
「媚びてれば素直になれるの?」
「ぼよん」
(この中で素敵な出会いとか・・・痛そうな人ばかりじゃないですかorz)
「・・・もし相手が見つからなかったら、その時はクロちゃんに責任とって貰いますからね。」
隣に座っていたkrogに小声でつぶやくが、周囲の声に遮られてkrogの耳には届くことはなかった。
基本説明みたいな感じ
ここはどこか知らない謎の世界の謎の国っぽいとこ。
この世界を旅するあいのりバスには、ちょっと頭いっちゃってる系の若者(一部三十路ネカマ)たちが集まっていた。
人は彼らのことを「こんそめぱんち」と呼ぶ。
旅の目的は素敵な出会いを見つけること・・・相手に告白して見事カップル成立したあかつきには、この「こんそめぱんち」を卒業できるらしい。
ある意味隔離病棟のようなこの集団から抜け出そうと必死になる人、恋に飢えて必死に相手を見つけようと企む人・・・
それぞれの想いを胸に、今日もこんそめメンバーを乗せてバスは行く。
【説明】
なんでもありのどたばたネタリレー小説です。
テーマの部分に投稿者の名前を選択して下さい、誰が書いたか分かりづらいですしね(笑)
自分の名前がない人は追加登録しちゃって下さいw
投稿内容は自分視点の日記形式でも第三者視点の小説風にしてもご自由に・・・文才の有無とかは気にしなくっていいです。
小説書くのが苦手な人はフィクションの日記を書くつもりで参加すればおけb
他人のキャラを登場させるときはやりすぎないように注意ですよ(’’
きっとすぐ内容とかごちゃごちゃのグダグダになるだろうけど、こんそめだからしかたない。
