運命の人と「ビビビ婚」。 | 中身はまだない。

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なんの変哲もない普通の日々を送るただの人の話。

はりきって「婚姻研究家!」とか言うて、また放置気味…。

 

本も買ったのにまだ開いてない。

 

これじゃいかんということで、懐かしのビビビ婚について、書いてみます。

 

 

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ビビビ婚(びびびこん/1998年)

 

20年も前か…。

 

覚えてますか?

「一目見て、ビビビッときました」(松田聖子)

 

1998年に聖子ちゃんが一目会った瞬間に「この人と結婚する!」と運命を感じて、

交際わずか2ヶ月ほどで結婚したときの会見で言っていた言葉です。

 

結婚という「制度」に対して、ビビビと「本能」的なものが働くってどういうこと?って、

すごい不思議に思ったのを覚えています。

 

結婚する人=運命の人。

その人とは会った瞬間、「あ、この人だ!」とわかる。

 

みたいな物語を言葉化してしまったのが、このビビビ婚ではないかと思うのです。

 

 

その昔、友達が

「運命の人やったら、運命の人ってわかるようにどっかに書いといてほしいわ!」

って可愛いことを言っておりましたが、私は運命の人はおらんと思ってる派。

(ていうか、書いてないとわからない運命の人は、もはや運命の人ではないのでは…)

 

運命の人はいなくて、結果的に結婚する運命にあった人がいるだけ…と思っています。

 

つまりは「大学時代に付き合って別れる運命にあった人」とか、

「バイト先で好きやったけど片思いで終わる運命にあった人」とか、

人生で出会う人はみんな「〜〜〜する運命にあった人」になるわけです。

 

ただ一人の特別な運命の人なんてものが現れるのを待っているのではなく、

「告白して振られる運命にあった人」

「遠くから見てるだけの運命にあった人」

「いいなと思ったけど妻子持ちで諦める運命にあった人」

「付き合ったけど浪費癖がすごくてすぐ別れる運命にあった人」とか、

そういういろんな「〜〜〜する運命にあった人」を経て、

そのうち「結婚する運命にあった人」が出てくるんじゃないでしょうか。

 

 

ていうかこれを書いていて、2回目の結婚であるにもかかわらず、

「ビビビときてこの人だと運命を感じた」と言うてのけた聖子ちゃんは、

やっぱりさすがやな、ただものじゃないな、と改めて思いました。

 

 

チェリーブロッサム!